物販事業において資金力は最も大切なポイントの1つです。

なぜなら、手持ち資金が500万円の人と50万円の人だと、立ち回りが全然変わってくるからです。

500万円あれば、薄利でもどんどんさばいていくスタイルで利益を出せますが、50万円しかなければそうもいきません。

僕自身、古着せどりを資金5万円から始めたこともあり、資金繰りには頭を抱えてきました。

当時、周りに融資してもらっている友人などが一切いなかったので、とにかく挑戦してみるしかなかったのですが、結果、350万円も融資してもらえましたよ!

今回は、「物販を始めたばかりで何の実績もなかった僕が、どうやって350万円も借りられたのか」をお話します。

古着せどりでしっかり稼いでいきたい人は要チェックです!

古着せどりに資金力が必要な理由

古着せどりは、利益率が高いというメリットがあり、50%を超える場合がほとんどです。

とはいえ、やはり大きく稼げるかどうかは資金力にかかっているんです。

例えば、

■資金が10万円⇒5万円の利益

■資金が100万円⇒50万円の利益

となり、資金が多ければ多いほど有利になるということです。

もちろんこんなに単純ではありませんが、資金が多いほど大きく稼ぎやすいというのは事実です。

つまり、古着せどりでしっかり稼ぎたい人にとって、融資を受けることは事業を加速することに繋がります。

お金の融資が可能な機関はたくさんありますが、その中で僕が選んだのは「日本政策金融公庫の新創業融資制度」と「保証協会付き融資」です。

まず、日本政策金融公庫から詳しく見ていきましょう!

日本政策金融公庫の新創業融資制度

日本政策金融公庫は、民間での融資獲得が難しい中小企業や、創業から間もない企業の中でも、小規模の企業が利用する政府全額出資の金融機関です。

銀行の融資ではそれまでの実績を見られる傾向にあります。(例えば、財務状況や資金繰り、企業の定性情報、過去の財務諸表、他の金融機関との取引状況など)

そのため、事業開始直後の場合や個人事業主は、日本政策金融公庫の新創業融資制度を検討するのがおすすめです。

概要

早速、新創業融資制度の概要を見てみましょう!

対象者次のすべての要件に該当する方
①新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方
②自己資金の要件
新たに事業を始める方、または事業開始後税務申告を1期終えていない方は、創業時において創業資金総額の10分の1以上の自己資金(事業に使用される予定の資金をいいます。)を確認できる方
資金の使い道新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする設備資金および運転資金
融資限度額3,000万円(うち運転資金1,500万円)
返済期間各融資制度に定めるご返済期間以内
担保・保証人原則不要
引用:新創業融資制度

日本政策金融公庫は、日本の経済成長・発展への貢献などを経営方針として掲げているので、民間の銀行よりも積極的に融資してくれる傾向にあります。

また、利用条件も厳しくない点もメリットです。

必要書類

新創業融資制度の申込みにあたり、必要な書類は以下のとおりです。

必要書類
  • 借入申込書
  • 創業計画書
  • 許認可が確認できる書類(事業に許認可が必要な場合)
  • 住民票の写し、または、住民票記載事項証明書
  • 運転免許証、または、パスポート
  • 源泉徴収票、または、確定申告書(写)
  • 預金通帳や領収書などお支払い状況のわかるもの(直近6ヵ月以上)

参考:日本政策金融公庫

申込みの内容によって必要書類が異なる場合がありますが、必ず必要になるのは「借入申込書」と「創業計画書」の2つです。

公庫のHPからダウンロードすることもできますし、全国にある公庫の支店に備え付けてあるので、事前に準備しておきましょう!

申込みのポイント

ここからは、申込みのポイントを解説します。

「創業計画書」…。名前を聞いただけで難しそうですよね。

でも大丈夫。

「論理的に説明する」。これを意識するだけで問題ないですよ。

「どういった理由で創業したのか、もしくはするつもりなのか」、「どこにどのぐらいの費用が掛かってどのぐらいの利益がでるのか」を、できるだけ具体的に数字で示すことが大切です。

【創業計画書】

創業動機:
情熱や、はじめたきっかけ
サービス内容:
自社の強みや競合との差別化要素
経歴・実績:
自社の強みや実績
販売戦略:
どうやって販売して売り上げを上げるのか
競合・市場の状況:
競合との差別化要素・自社の優位性
取引先情報:
安定して仕入ができることを伝える
事業に必要な資金額:
融資金額が必要な根拠
収支計画:
短期・長期の事業計画

創業動機」は、これからの事業は突発的な発想ではないと示すことが大事です。貸す側からしたら、思いつきで事業を始めた人に貸しても返済してくれるとは思いませんもんね。

「事業をはじめるまでに、長い間作戦を練ってきた」ということを伝えましょう!

僕の場合は、前バイト先がアパレル関係だったことを経歴に記載し、前々から作戦を練って動いてきたこと、突発的な発想ではないことを伝えました。

また、ほとんどの人はメルカリやAmazonなどのプラットフォームを通じての販売になると思うので、サービス内容の競合優位性について書くのが難しいと思います。

しかし、「特に優位性がなくても、これぐらい売れてますよ」と、これまでの販売実績を示すことができれば問題ありません。

事業に必要な資金額」は、先ほどもお伝えしたように数字で示すのが大切です。

例えば…
  • 1個当たりの平均的な売り上げ金額はこのくらい
  • 月間の販売個数がこの程度
  • つまり、このぐらいの売り上げ
  • だから、このぐらいの金額が必要になる

という風に、納得させる材料をしっかりと揃えましょう。

広告費や資材の費用についても根拠を示した融資額になるようにしてください。

希望通りの金額が借りられなかった理由

書類を提出した後、不足書類の提出や面談日程の調整をします。

不安を持ちがちな面談ですが、それほど緊張しなくても大丈夫です。なぜなら、日本政策金融公庫の方たちは敵ではありません!厳しく非難されることはありませんし、とっても優しいので安心してください。

事業計画書に書いてあることの確認、といった感じで所要時間は1時間程度。事業計画書に具体的に根拠を示したこともあり自信があったのですが、下記が原因で、希望通りの金額は借りられませんでした。

  • 過去に実績がまったくなかった
  • 自己資金に対して融資希望額が大きかった

要件には「新たに事業を始める方は、創業資金総額の10分の1以上の自己資金」と記載されています。ボーダーラインとして10分の1ということになっていますが、これはあくまで最低の基準のようです。できれば融資希望額の3分の1を目安に準備しておくほうが安心でしょう。

保証協会付き融資

引用:J-Net21

では次に、意外に使われていない「保証協会付き融資」について、経験を交えてご紹介します。

概要

保証協会付き融資制度とは、信用保証協会の保証を受けることで、実績がない中小企業などが民間銀行から融資を受けやすくする制度です。

創業融資を万一返済できなかった場合、信用保証協会が100%保証してくれるので、銀行は貸し倒れのリスクがないということ。

つまり、融資を断る理由がないんです!

保証協会へ支払う「保証料」が発生しますが、これは実質金利に上乗せとなります。日本政策金融公庫との併用もできるので、活用しない手はないですね。

必要書類

保証協会付き融資制度の申込みにあたり、必要な書類は以下のとおりです。

必要書類
  • 信用保証委託申込書
  • 個人情報取り扱い同意書
  • 創業計画書
  • 印鑑証明書
  • 見積書やカタログなど(設備資金の融資の場合)
  • 運転免許証、または、パスポート
  • 自己資金が確認できる資料(預金通帳などのコピー)

上記以外にも求められる場合があるので、事前に信用保証協会や融資を受けたい銀行に確認しておきましょう。

申込み方法

申込みにあたり、まずは銀行に相談します。

大手の銀行は、高額(数千万~何億)で取引しないとメリットがないため断られる可能性が高いのが現実。家の近くにある地方銀行に申し込んでみるのがおすすめです。

電話、もしくは店舗に直接出向いてみて聞いてみてください。提出書類はそれぞれで違いがあるので、このタイミングで確認しておきましょう。

注意点は、保証協会付き融資制度は、融資までに時間がかかることです。

保証協会と銀行がやりとりするので、日本政策金融公庫よりも審査に時間がかかります。申請から着金まで、1か月程度見ておくと安心です。

手続きが終わるといよいよ面接です。事務所に銀行員が、自宅に保証協会の人が来ることになりました。

保証協会の人とのやりとり

保証協会の人「お若いのにすごいですね~」

僕「いえいえ(さわやかスマイル)」

保証協会の人「こういった商品を扱っていくんですね~。いま若い方に人気ですもんね~」

僕「そうなんです!自分のターゲットが・・・」

こんな気軽な感じで30分程度で終わりました!事業内容についてもっと掘り下げて聞かれると思ったので拍子抜けです。

数日後、事務所に銀行員の方がきました。

銀行員とのやりとり

銀行員「~大学なんですね。すごいですね~」

僕「いえいえ(銀行員のあなたの方がすごいやろ)」

銀行員「保証協会の方たちに送るための写真を何枚か撮らせていただきますね」

僕「どうぞどうぞ」


銀行員「ありがとうございました~」

このやり取りも10分ほどで終了。面談というより写真を撮りに来ただけ…という感じでした。

満額借りられた理由

面談が終わった翌週あたりに、希望していた金額で融資が決まりました!

日本政策金融公庫と同時申請していたので、事業内容もまったく同じ。

自己資金額が融資希望額の10分の1しかないにもかかわらず、満額で通りとても驚きました。

融資希望金額:300万円 自己資金:30万円

保証協会は、中小企業・小規模事業者の円滑な資金調達をサポートするために設立された公的機関なだけあって、事業計画を明確に示し、書類を正確に作成すれば比較的通りやすいのだと思います。

この資金で、仕入れ費用やコンサル費の返済などをおこない、せどりの利益額も跳ね上がり、物販ビジネスが一気に加速するきっかけとなりました。

まとめ

今回は、「弱小せどらーが350万円融資してもらう方法」をご紹介しました。

「融資」と聞くと、難しかったり、細かい税金の心配があったりすると思いますが、実際は意外と厳しくなく、単純な方法です。融資先や金額によって変わってくるのかもしれませんが、難しく考えずチャレンジしてみてほしいです。

日本政策金融公庫や銀行は、事業に対してとても詳しいわけではないので、あきらかにおかしいところしか突っ込まれません。

また、事業内容について詳しく説明を求められることもありませんので、心配する必要はないですよ。

物販において資金力はとても大切です。なるべく早い段階で融資を受け返済しておくことで、信用がたまり、後に必要になったタイミングでもっと大きな金額を借りられます。

せどりや物販で稼ごうと考えている人は、できるだけ早く借りるのがおすすめです。怖いことはありませんので、積極的に活用していきましょう。

僕の公式LINEでは、「利益商品リスト100選」や「実売データ解説動画」を配信しています!ここでしか話せない内容も有益情報が盛りだくさん♪

下の画像をクリックしてください👇

おすすめの記事