「シャネルの商品を購入したいけど、偽物かどうか不安だから見分け方を知りたい」

このようにお考えではありませんか。

たしかに、シャネルは世界的な人気ブランドであり、その需要の高さから偽物が多く流通しています。

とくにインターネット上では、精巧なスーパーコピーが販売されており、専門知識がなければ見分けが難しいですよね。

本記事では、シャネル製品の真贋の見分け方を9つ紹介します。

さらに、偽物を購入しないための対策もあわせて紹介しているため、シャネル製品の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

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目次

シャネルの偽物の見分け方9つの真贋チェックポイント

偽物の多くは、正規品と比べて製造コストが大幅に低いため、品質面で不備が見られる場合があります。

すべてのシャネル製品に当てはまるわけではありませんが、共通する特徴を理解しておくことで、見分ける際の有効な手がかりとなるのです。

以下のポイントに気をつけながら、真贋チェックをおこないましょう。

  • ブランドロゴ
  • ギャランティーカード
  • シリアルシール
  • ブティックシールチェーン
  • ファスナー
  • 金具
  • 素材
  • シャネルボタン

詳しく説明していきます。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント1.ブランドロゴ

偽物によくある特徴
・ロゴの文字間隔や高さが統一されていない
・二重のCの重なり具合が不自然かつ左右の対称性が崩れている
・プレートの場合ロゴの刻印が浅かったりなかったりする

正規品の「CHANEL」のブランドロゴは、文字間隔が均一で、高さも揃っていることが特徴です。

一方、偽物は文字の間隔が不揃いだったり、高さが微妙に異なっていたりすることがあります。

さらに、シャネルの象徴である二重の「C」は左右対称ですが、偽物はこの対称性の崩れや重なり具合が不自然なことが多いです。

そのほかにも、偽物はロゴの彫りが浅く薄いか、そもそも刻印がない場合もあるため気をつけなくてはいけません。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント2.ギャランティーカード

偽物によくある特徴
・正規品のカードにある購入店舗のスタンプと日付が記載されていない
・ホログラムの虹色の輝きが弱いまたは不自然

正規品のギャランティーカードには、購入時に正規販売店のスタンプと購入日が記載されます。

しかし、偽物の場合、このスタンプや日付が未記入のままであることが多いです。

これは、偽造者が特定の店舗情報を偽装するリスクを避けるためであり、初心者でも見分けやすい重要なポイントといえます。

また、正規品のギャランティーカードは高品質なホログラムが使用されており、角度を変えると滑らかに虹色に輝くのが特徴です。

偽物は粗悪な印刷技術のため、輝きが鈍いだけでなくギラつきが強すぎる、または色合いが単調であることが多いことも覚えておきましょう。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント3.シリアルシール

偽物によくある特徴
・シールの質感が安っぽくシールの付きが不完全で浮いている
・製造年が分かる7~8桁の数字になっていなく不自然な羅列になっている
・ギャランティーカードの番号と完全に一致していない

正規品のシリアルシールは、高品質な素材が使われているため光沢があり、しっかりと貼り付けられています。

一方、偽物は安っぽい質感で光沢がないだけでなく、シールが浮いている場合もあるため必ずチェックしておきましょう。

さらに、正規品のシリアル番号は製造年を示す7〜8桁の数字が使われていますが、偽物は不自然な数字の羅列が多いことが特徴です。

また、ギャランティーカードの番号はシリアルシールと完全に一致しますが、偽物は不一致が見られることがあることも忘れてはいけません。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント4.ブティックシール

偽物によくある特徴
・スタンプではなく手書きになっている
・正規店の店舗名や電話番号など店舗情報が記載されていない

正規品のブティックシールには、購入店舗の情報が明確に記載されており、店舗名・住所・電話番号が記されています。

これに対し、偽物のシールにはこれらの情報が省略されていることが多いです。

また、正規品ではブティックシールの記載はスタンプで押印されているのが一般的ですが、偽物では手書きで記入されている場合があります。

ただし、海外で購入したシャネル製品や2016年6月以降に日本国内で買った商品には、シールが付いていない場合があるため注意しましょう。

そのため、シールがないからといって必ずしも偽物と断定することはできません。

もしブティックシールが付いている場合、シャネルの工房で修理がおこなわれた製品はシルバーのシールが貼られますが、ゴールドやシルバー以外のシールは偽物の可能性が高いといえるでしょう。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント5.チェーン

偽物によくある特徴
・メッキの質が悪く色ムラがある
・革との編み込み部分の仕上がりが雑で歪みがある

正規品のチェーンは、高品質な素材が使用され、メッキの色味は均一で滑らかな輝きを放っている事が特徴です。

しかし、偽物はメッキの質が悪く色ムラや不自然な光沢が多く見られます。

さらに、チェーンに編み込まれているレザー部分にも注意してチェックをおこないましょう。

正規品のレザーは均等に編み込まれ、滑らかで美しい仕上がりになっている一方で、偽物は編み込みが不均一で歪みやたるみが見られる場合があります。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント6.ファスナー

偽物によくある特徴
・EP社の刻印があるファスナープルになっていない
・ファスナー裏側の刻印や製造番号がない

シャネルの製品では、主にEP社製のファスナーが使用されており、「EP」と刻印されているのが特徴です。

しかし、偽物の多くはこの「EP」の刻印がなく、無地のファスナープルが使われている場合があります。

さらに、正規品のファスナーの裏側には、製造元や製造番号が刻印されていますが、偽物はコストを抑えるためにこの刻印が省略されていることが多いです。

また、一部の製品ではYKK製のファスナーが使われることもありますが、その際には「YKK」の刻印が意図的に消されています。

そのため、「YKK」の刻印がはっきり残っている場合は、偽物または正規の修理ではない可能性が高いと考えられます。

ファスナーの刻印は簡単に確認できるため、偽物かどうかを手早く見分けたい場合は、ファスナー部分に「EP」の刻印があるかどうかをチェックするとよいでしょう。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント7.金具

偽物によくある特徴
・ココマーク金具のエッジがシャープではない
・フック金具裏側のネジがマイナスネジまたはトルクスネジではない

ココマークとは、シャネルのココマークとは、2つの「C」を向かい合わせに組み合わせたロゴマークのことです。

このココマーク金具が正規品である場合、エッジがシャープで滑らかなカットが施されています。

一方、偽物は技術の差からエッジが丸みを帯びたり、粗さが目立っていたりすることが多いです。

また、バッグなどのフック金具の裏側のネジにも注目してみるとよいでしょう。

このネジの形状が正規品の場合、「マイナスネジ」または「トルクスネジ(星型の溝)」となっていますが、偽物は一般的なプラスネジが使われていることが多いです。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント8.素材

偽物によくある特徴
・キャビアスキンの細かい粒状の型押しが均一ではない
・レザー表面が不自然に艶々な場合や逆に光沢がなく硬い質感
・ツイード素材は織りが粗く色使いが安っぽい

シャネルの偽物を見分ける方法の一つに、素材の確認があります。

正規品のキャビアスキンは、細かい粒状の型押しが均一で滑らかですが、偽物ではこの粒が不揃いでムラが目立つことがあります。

さらに、正規のレザーは上質な艶が控えめにあり、しなやかな手触りが特徴ですが、偽物は不自然なほど艶が強く、逆に光沢がなく硬い質感であることが多いです。

また、ツイード素材にも注意しましょう。

正規品のツイード素材は織りが細かく、色の組み合わせにも上品さが感じられますが、偽物は織りが粗く色使いもチープな印象を与えます。

シャネルの偽物を見分けるチェックポイント9.シャネルボタン

偽物によくある特徴
・シャネルロゴの刻印がない
・真鍮のキャストではなく樹脂で作られている

シャネルのボタンで偽物を見分けるには、刻印の有無と、素材の違いが重要なポイントとなります。

正規品のシャネルボタンには、必ず「CHANEL」や「CCロゴ」の刻印が施されていますが、偽物はこれが省略されている場合が多いです。

とくに、ボタンの裏側にある刻印は見落としがちなポイントなため見落とさないように確認をきちんとおこないましょう。

また、正規品のシャネルボタンは高品質な真鍮のキャストで作られており、重厚感や冷たさを感じられます。

一方、偽物はコスト削減から軽くて安価な樹脂で作られていることが多く、手触りや質感が異なるため実際に触りながらチェックをおこなうことがおすすめです。

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シャネルの偽物バッグ・財布・ジュエリーなどの見分け方

高級ブランドの中でも洗練されたデザインと高いステータス性から、バッグや財布、ジュエリーといったアイテムは多くの人に愛されています。

しかし、人気ブランドゆえに偽物が多く出回っているのも事実で、アイテムごとで見分けるポイントも変わるためチェックしておきましょう。

以下のアイテムごとの見分け方を紹介していきます。

  • バッグ
  • 財布
  • ジュエリー
  • 化粧品
  • 香水

詳しく見ていきましょう。

バッグ|バッグの重量感や裏地の取り付けが丁寧かチェック

シャネルのバッグは、高品質な素材と精密な職人技が特徴で、重量感や裏地の取り付けによって偽物かを見分けることが可能です。

本物のシャネルバッグは、チェーン部分に金属が使われているため、ずっしりとした感覚が得られます。

一方、偽物は軽い素材が使われることが多く、金具が中空構造になっている場合もあるため、実際に手に取って確認をおこなうとよりわかりやすいです。

さらに裏地の縫製はシワや浮きがなくピタッと張り付いているのが特徴ですが、偽物は内布が浮いたり、縫製が雑だったりすることが多いのでバッグの内側もしっかり確認しましょう。

財布|シリアルシールのココマークやチェーンの中革をチェック

正規品のシリアルシールには、ナンバーの上部に2つのココマークが入っていますが、偽物は1つしかない場合が多いです。

また、ギャランティーカードに記載された番号と財布のシリアル番号が一致しているかもチェックポイントなため、あわせて確認をしましょう。

さらに、シャネルの財布やカードケースなどの革小物には、フランス製とイタリア製のものがあります。

製造地は、使用する革の種類やデザインに応じて分けられているため、「イタリア製だから偽物」という考えは誤りです。

正規品であれば、フランス製とイタリア製のどちらも存在するため、生産国だけで偽物かどうかを判断するのは難しいポイントといえるでしょう。

ジュエリー(イヤリング/ピアス)|Cの重なりや金属メッキをチェック

シャネルのシンボルであるココマークは、正規品は左右の「C」のバランスが整っており、形状が美しく均一なことが特徴です。

一方、偽物はロゴが歪んでいたり、フォントの太さが不揃いだったりすることがあるため、必ずチェックをおこないましょう。

また、シャネルのジュエリーには高品質な金属メッキが施されており、色や質感にも高級感があります。

正規品は表面は滑らかでツヤがあり、均一な輝きを放っているだけでなく、使用しても色が剥がれにくいです。

しかし、偽物は表面のザラつきや色ムラがあることが多く、メッキの質が低いため短期間の使用でも変色や剥がれが発生することがあります。

また、正規品では感じられない安っぽい光沢感が出ることもあるため、刻印の鮮明さやココマークのバランスは初心者でも比較的見分けやすいポイントです。

化粧品|ブランドロゴやシリアルシールをチェック

シャネルの化粧品の見分け方として、ブランドロゴやシリアルシールが挙げられます。

ブランドロゴは、偽物はロゴの文字が太かったり、かすれがあったり、間隔が不自然なことが多いです。

さらに、シャネルの「C」の重なり部分の形状が均一でないものや、文字が曲がっているものは偽物である可能性が高いといえます。

また、シャネルの化粧品には、製造番号が記載されたシールが貼られていることがあるため確認して損はありません。

製造番号のシールの位置が不自然であったり、文字がかすれていたりする場合は偽物の可能性が高いです。

また、公式の製造番号はオンラインの化粧品チェッカーで確認できるため、気になる場合は照合するのも有効です。

香水|匂いや持続性・ボトルの肩部分のエッジをチェック

シャネルの香水を見極める方法として、香りの持続が挙げられ、偽物は持続が短いです。

最初は本物に似た香りがしますが、持続時間は1時間程度で消えてしまうため、初心者でも比較的見分けやすいポイントといえるでしょう。

また、シャネルの香水の箱やボトルに記載されたロゴやフォントには以下の特徴が挙げられます。

  • 「C」の切れ目が斜めになっている
  • 「H」の横棒が少し上に位置している
  • 「A」の下線が横棒の上線と同じ高さ

さらに、正規店の半額以下で販売されているシャネルの香水は偽物の可能性が高いため、セールなどで売られている商品には注意が必要です。

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シャネルの偽物が売られる理由

シャネルは、1910年の創業以来、上質な素材と洗練されたデザインで多くの人々を魅了してきました。

一方で、近年の中古市場では残念ながらシャネルの偽物が多く出回っているのが現状です。

有名なブランド品の中でも偽物が多いシャネルですが、ここまで偽物が多く売られている理由について詳しく解説します。

ココハンドルなどのヴィンテージシャネルは中古市場でも需要があり人気が高い

シャネルは、長年培ってきたブランドの価値を持ち、今も世界中で幅広い世代に支持されています。

とくに、シャネルの象徴であるココマークの認知度は高く、多くの人が一度はシャネルを持ちたいと憧れるブランドです。

ゆえに、無名のブランドよりも、世界的に有名なブランドの方が利益を得やすく、シャネルが標的にされやすいといえます。

また、ブランドのステータスを手軽に手に入れたいという消費者心理が、コピー商品の需要を高めていることも要因といえるでしょう。

そのため、高額な正規品より性質が悪くとも低価格で手に入るコピー商品が多く流通されているのです。

ネットオークションやフリマアプリでは偽物シャネルが多いため注意

フリマアプリで手軽に商品を出品できることも、シャネルの偽物が依然として流通している原因の一つです。

ギャランティカードや鑑定書なしでも出品が可能で、価格も出品者が自由に設定できるため、偽造品が出回りやすくなっています。

なかには、本物だと思って出品していたシャネル商品が偽物であることもあるため、フリマアプリを利用する際は十分な注意が必要です。

さらに、実際に手に取って確認が出来ないため、商品画像には本物が使われていても実際に届いたものが偽物だったという事例もあります。

また、非常に精巧に作られた偽物は鑑定に出して初めて偽物と判明することもあるため、オンラインでの購入はとくに慎重におこなわなくてはいけません。

シリアルナンバーが6桁や10桁は偽物ヴィンテージシャネル

  • 2004年までは7桁のシリアルナンバー
  • 2005年以降は8桁のシリアルナンバー

シャネルの偽物が多い理由のひとつに、シリアルナンバーの仕様変更があります。

シャネルの製品には、シリアルナンバーが付けられており、製品の年代や正規品であることを簡単に見分けるための大切なポイントです。

しかし、2004年までは正規品のシリアルナンバーは7桁でしたが、2005年以降は8桁に変更されました。

この仕様変更により、過去の7桁のヴィンテージ品や最新の8桁品と紛れて、偽物が流通しやすくなったのです。

さらに、偽物では6桁や10桁の番号が使われることが多く、これを知らない人が騙されるケースがあります。

初期の偽物はクオリティが低くプラスネジを使用している

本物はマイナスネジや、トルクスネジ(星型)が主流ですが、稀にプラスネジを使用した製品もごく稀に存在します。

とくに昔の偽物は作りが雑で、ネジがプラスネジになっていることが多く、見た目で安っぽい印象があります。

プラスネジが使われている場合は、偽物の可能性が高いですが、ネジだけで決めつけてはいけません。

そのほかにも、ロゴや素材、刻印など他の部分もしっかり確認することが大切です。

シャネルのスーパーコピーや偽物を購入しないための対策

現在、シャネルの商品は正規店や公式オンラインストア以外でも、さまざまな場所で購入が可能です。

正規店での購入が最も信頼ができる購入手段ですが、なかには楽天市場やAmazonなどの、大手ECサイトで中古品を購入する人もいるでしょう。

シャネルのスーパーコピーや、偽物を購入しないために、以下の3つに気をつけながら購入するとよいでしょう。

  • 中古品を購入する場合は信頼できる評価付きリユースショップを利用する
  • シャネルの直営店やデパートの正規取扱店で購入する
  • 低価格に惑わされず正規品の価格帯を事前に確認しておく

万が一、偽物を購入してしまった場合の対処方法についても触れているので、ぜひ参考にしてください。

中古品を購入する場合は信頼できる評価付きリユースショップを利用する

リユースショップでの購入は、中古品を取り扱うため、正規店よりも手頃な価格で購入できるチャンスがあるのが魅力です。

評価が高く信頼性のある店舗を選ぶことが大切で、星の数だけではなく「偽物をつかまされた」「保証がなかった」などの具体的な口コミも要チェックです。

さらに、鑑定士が在籍しているショップは、商品の真贋をしっかりと見極めている可能性が高いためぜひ探してみましょう。

とくに、「日本流通自主管理協会(AACD)」に加盟している店舗は、厳しい基準をクリアした商品を取り扱っているため信頼性が高くおすすめです。

シャネルの直営店やデパートの正規取扱店で購入する

確実に正規のシャネル製品を手に入れたい場合、シャネルの公式店舗や直営店での購入が最も安心です。

さらに、2021年4月以降にシャネルのブティックで購入したハンドバッグやチェーンウォレットには、5年間の修理保証が付帯しています。

そのため、製品を長く愛用したいと考える方に限らず、正規店での購入が品質保証やアフターサービスの観点からみても安心して購入が可能です。

近年では偽物の精巧さが増しており、中古での購入に不安を感じる方や確実に正規品を手に入れたい方は、正規店や直営店を利用することをおすすめします。

低価格に惑わされず正規品の価格帯を事前に確認しておく

定価より低価格に設定し、お得感をだすことで購入者を誘導する業者は、偽物を取り扱うことが多いです。

シャネルは値崩れしにくいブランドで、中古でも高い価値が保たれているため、大幅に安い価格は不自然だと考えましょう。

たとえば、「マトラッセ」や「2.55」といった人気のあるモデルは、数十万円〜100万円を超えることもあります。

販売価格は、公式サイトで明確に記載されていないことが多いですが、気になる商品があれば店舗に問い合わせることが確実です。

また、価格に大きな開きがある場合、最安値のものが偽物の可能性があるため慎重に確認しましょう。

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偽物シャネルの見分け方に関してよくある質問

ここからは、偽物シャネルの見分け方に関してよくある質問を4つピックアップして紹介します。

  • シャネルのMADE INはどこの国ですか?
  • シャネルのシールが光らないのは偽物ですか?
  • シャネルのロゴはどっちが上ですか?
  • マトラッセの年代を見分ける方法はありますか?

見分け方についても、あわせて紹介・解説していくため、ぜひ購入を検討する際の参考にしてください。

シャネルのMADE INはどこの国ですか?

シャネルの製造国は以下の3つです。

  • フランス
  • イタリア
  • スペイン

シャネルの「MADE IN」は、製品の種類やシリーズによって異なりますが、主な製造国はフランス・イタリア・スペインの3か国です。

本社があるフランスでは、香水や化粧品、ジュエリー、アパレル製品の一部が製造されます。

さらに、バッグ・靴・革小物の多くがイタリアで製造されており、イタリアは高品質なレザー製品の製造で世界的にも人気です。

スペインでは、一部の靴や革小物が製造されることがあります。

シャネルのシールが光らないのは偽物ですか?

シャネルのシールが光らないからといって、必ずしも偽物とは限りません。

しかし、商品の製造年や製品の種類によっては、シールでの真贋の判別が可能です。

とくに、2000年代以降のシールには特殊なホログラム加工が施され、光の角度によってキラキラと光るのが特徴です。

一方、偽造品の多くはホログラムが不自然だったり、光の反射がチープだったりすることが多く偽物の可能性があります。

しかし、古いモデル(1990年代以前)のシールは現在のものほど高度な技術が使われていないため、光らない場合もあるため注意しましょう。

真贋を見極めるにはシールだけでなく、シリアル番号の桁数やフォント、製造国表記などから総合的に確認する必要があります。

シャネルのロゴはどっちが上ですか?

シャネルのロゴは、左右対称のCマークで構成されており、右側のCが上に重なっています。

具体的には、右側のCは上に位置しており、左のCはこのCの下に潜り込むようなデザインです。

また、偽物の見分け方として、このCの重なりの位置が逆になっているものが多くあります。

さらに、ロゴの太さや形状、カーブの滑らかさもポイントなため、あわせて確認するとよいでしょう。

マトラッセの年代を見分ける方法はありますか?

シャネルのマトラッセの年代を見分ける方法は、主に以下の2つのポイントを確認する方法があります。

  • シリアル番号で判別
  • デザインで判別

シャネルのバッグなどには、シールに記載された製造年ごとのシリアル番号が付いています。

シリアル番号製造年
0~1から始まる1986〜1991年
2~3から始まる1991〜1997年
4~5から始まる1997〜2005年
6~8から始まる2005〜2020年頃

また、2021年以降は従来のシールが廃止され、メタル製のチップが内蔵されるようになったため、製造年の確認はしっかりとおこないましょう。

ほかにも、シャネルで内装の修理を依頼した場合でも、シールは新しいものに交換されることはなく取り除かれます。

さらに、カードが紛失してしまうことも少なくないため、シールやカードがないだけで偽物と判断しないようにしましょう。

偽物シャネルの見分け方まとめ

世界中で高い人気と知名度を誇るシャネルは、販売価格が高額なため、偽造品が数多く流通しています。

これらの偽造品は、アクセサリーやバッグなど幅広いアイテムに及んでいるため、購入する際には見極めのポイントを理解しておくことが大切です。

とくに、フリマアプリやオンラインオークションでは偽物が多く出回っているため、誤って購入しないように口コミや評価をチェックするなどの対策をおこないましょう。

さらに、悪質な業者に個人情報が漏洩するリスクもあります。

そのため、シャネル製品を購入する際は信頼できる正規販売店や公式オンラインショップ、法人が運営する店舗から購入することが確実で安全です。

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