「プラダ(PRADA)を仕入れたいけど、偽物が多くて不安」
このようにお考えではありませんか。
たしかに、プラダ(PRADA)は精巧な作りと美しさから世界中から高い評価を受けたブランドですが、一方でその人気に便乗して偽物が広く流通していることも事実です。
本記事では、プラダ(PRADA)の本物と偽物を見分けるための10個のポイントを紹介します。
さらに、アイテムごとのチェック方法もあわせて紹介するため、プラダ(PRADA)の転売を検討している方はぜひご覧ください。
目次
プラダ(PRADA)の商品には偽物対策としてICチップ(RFID)が導入されている
プラダ(PRADA)は、2021年製造分から偽物対策としてRFID技術を採用しています。
RFIDとは、バッグや財布には本体の側面にICタグが埋め込まれていたり、衣類や小物にはネームタグに縫いつけられていたりするICチップのことです。
たとえば、バッグや財布にはNFC機能を搭載したスマートフォンをかざすことで、製品に関連付けられたシリアルコードが表示されます。
これにより、プラダ(PRADA)はRFIDとQRコードを活用して、製品の真贋を簡単に確認できる仕組みができるようになりました。
このように、NFCタグによるこの方法は、偽物の流通を抑制するための効果的な手段なのです。
プラダ(PRADA)の偽物の見分け方10個のチェックポイント
偽物が多いとされているプラダ(PRADA)ですが、以下の10個のポイントのチェックをおこない、本物と偽物を上手く見分けましょう。
- ロゴプレート
- タグ
- キーリング
- ファスナー
- スナップボタン
- 底の金具
- 裏地の「PRADA」の「A」
- 縫製方法
- 製品の素材
- ギャランティカード
1つずつ解説していきます。
1.ロゴプレート
プラダ(PRADA)のロゴプレートを確認する際は、ブランドロゴの細部に注目することが大切です。
本物は「R」の部分に切れ込みが入り、菱形に似た形状になっているほか、｢DAL1913｣の刻印が鮮明で潰れていないことが特徴に挙げられます。
一方で、偽物では「R」が直線的で単純な形になっている場合が多く、切れ込みがありません。
しかし、1990年以前に販売された正規品の一部には、｢R」に切れ込みがないロゴも存在します。
そのため、古いアイテムを判別する際は、ロゴプレート以外の判断材料が必要になるため注意しましょう。
2.タグ
※正規品の白タグ
プラダ(PRADA)のアイテムには、工場ナンバーが記載された｢白タグ｣が付いています。
このタグは通常、バッグの内ポケットの奥にありますが、2枚付いている場合もあるため注意してチェックをおこないましょう。
また、白タグの数字はゴシック体で印字され、縦横の太さが均一なのが特徴です。
一方、偽物は異なる書体やタグが使われることがあります。
白タグがない場合や特徴が異なる場合は、偽物の可能性が高いといえるでしょう。
3.キーリング
プラダ(PRADA)のキーリング付きアイテムは、偽物を見分けるポイントとなります。
主にバッグの付属品としてキーリングが施されており、このような商品の場合、とくに注意してみるとよいでしょう。
さらに、本物のキーリングは高品質なメッキ加工が施されており、表面が滑らかで光沢があります。
一方、偽物は作りが粗く、細部の仕上げに欠けることが多いです。
キーリングは目立たない部分のため、偽物では品質が低い場合が多く、見分けやすいポイントとなっています。
4.ファスナー
本物のプラダ(PRADA)には、メインファスナーの金具裏に製造会社の刻印が施されているため、刻印がない場合は偽物である可能性が高いといえるでしょう。
本物のプラダのメインファスナーにある刻印は、以下の3種類になります。
- riri
- Lampo
- IPI
ただし、刻印があったとしても上記に該当しない場合は偽物の可能性があるため、一度確認してみましょう。
また、本物のプラダ(PRADA)商品でも、内ポケットなどメイン以外のファスナーに刻印がない場合もあります。
さらに、ファスナープル部分のメッキも確認ポイントとなり、ムラがあったり粒状の不規則な模様が見えたりする場合は偽物の可能性が高いです。
そのため、光の下で角度を変えながら観察してみると、よりわかりやすくなるでしょう。
5.スナップボタン
財布やバッグなどに使われているスナップボタンは、偽物かを見分ける際の重要なポイントです。
とくに注目すべきは、ボタンの凹部分で、この凹部分には2本の棒があることが特徴となっています。
本物の場合、2本の棒は｢PRADA｣のロゴのRとDの部分から、反対側のRとDに向かって伸びています。
しかし偽物の場合、PRADAロゴの各文字周辺が過剰に凹んでいたり、文字が不自然に大きくなっていたりする場合があるため注意が必要です。
6.底の金具
底の金具がついているアイテムは、刻印の状態を細かく確認しましょう。
この一つの底鋲には、｢PRADA｣の刻印が2か所施されています。
本物の刻印は文字が小さく、非常に鮮明で丁寧に彫られているのが特徴です。
一方、偽物の場合は刻印の文字の周囲が大きく凹んでいたり、文字自体が大きくなっていたりすることが多いです。
このような粗雑な仕上げは、本物では絶対に見られないため、偽物である可能性があるといえます。
7.裏地の「PRADA」の「A」
プラダ(PRADA)のロゴには｢A｣が2つ含まれていますが、この2つの｢A｣の内部にある三角形の大きさを比較することが、見分ける際のポイントです。
たとえば、正規品ではどちらの｢A｣も完全に一致していますが、偽物では中の三角形のサイズに違いが見られることがあります。
このロゴをよく観察すると、正規品と偽物の違いがはっきり分かることが多いのです。
もし、手元にPRADAのアイテムがある場合、本物と比較しながら検品をおこなうとよりわかりやすいでしょう。
8.縫製方法
プラダ(PRADA)の製品は、縫製が非常に正確で、縫い目の長さや間隔が均一に仕上げられています。
そのため、本物の製品では縫い目にムラがなく、一直線に揃っているのが特徴です。
一方、偽物は縫製が粗雑な場合が多く、縫い目の長さが不揃いで傾きが見られることがあります。
本物のプラダ(PRADA)製品は、このような縫製の不備や雑な仕上げは一切見られません。
さらに、縫製が全体的に乱れている場合や、縫い目の仕上がりが雑な印象を与える違和感を感じる場合はとくに注意しましょう。
9.製品の素材
本物と偽物の違いは、使用されている素材にも表れることがあります。
たとえば、本物のバッグの内側にあるロゴの結び目は、光の角度によってテカリが確認できます。
しかし、偽物のロゴでは結び目が光らない場合がほとんどです。
また、本物の製品では内側のナイロン素材に、｢PRADA｣のロゴが全面にデザインされています。
｢A｣の横線部分に結び目がしっかりとあるのが特徴ですが、結び目が見当たらない場合は、偽物である可能性が高いといえます。
10.ギャランティカード
ギャランティカード付きの商品を購入する場合、以下のポイントに注目して、必ず確認をおこないましょう。
- 型番・素材・色が商品と一致しているか
- 型番を調べて同じ商品が存在するか
- ギャランティカードの文字が真っ黒で剥がれがないか
- ｢PRADA｣ロゴを囲む鎖模様の中に点があるか
さらに、正規品のギャランティカードには、購入日と購入場所がスタンプで押されていることが特徴です。
これが確認できれば本物である可能性が高まりますが、アウトレット商品の場合は購入場所や日付が記載されないため、この点も考慮しなくてはいけません。
プラダ(PRADA)の商品を購入すると付属するのが一般的ですが、偽物のギャランティカードも多く出回っているため、とくにネット購入時には慎重な判断が必要です。
プラダ(PRADA)の商品別｜偽物の見分け方
どのプラダ(PRADA)商品も、非常に精巧に作られた偽物が増加していますが、細部をよく確認すると本物との違いが見つかることがあります。
下記商品ごとの偽物の見分け方を紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
- ナイロンバッグ
- リュック
- 財布
- 帽子(バケットハット)
- 服
- サングラス
- アクセサリー
- スニーカー
- ローファー
1つずつ見ていきましょう。
ナイロンバッグ｜プレートの文字の潰れやRの切れ込み
プラダ(PRADA)のナイロンバッグを見分ける際には、ロゴプレートの文字の潰れや、｢R｣の切り込みに注視してみましょう。
| チェックポイント | 本物 | 偽物 |
|---|---|---|
| ロゴプレートの文字の潰れ | ・文字がはっきりと彫られている ・フォントの太さや深さが均一 | ・文字が浅く、全体的にぼやけた印象 ・彫刻が粗雑 ・細部が潰れている ・文字の間隔が不均一 |
| ｢R｣の切り込み | ・｢R｣の文字の右下部分がシャープ ・切り込み部分が正確 ・細部まで均一 | ・｢R｣の切り込みが浅い ・形が不自然で雑 ・切り込み部分の潰れ ・滑らかさがない |
また、本物はロゴプレート自体が左右対称かつ、メタル部分の仕上げも滑らかで傷やムラがないことが特徴です。
一方、偽物はプレートの形状がいびつで、ロゴが中心に配置されていない場合があります。
そのためルーペやスマホカメラなどで、拡大して細部を確認することで、より正確に見分けられるようになるでしょう。
リュック｜内ポケットの白タグの有無
プラダ(PRADA)のリュックは、内ポケットの白タグの有無を確認しましょう。
本物の場合、PRADAのリュックの内ポケットには、小さな白タグが縫い付けられています。
この白タグには、製品の製造番号が記載されており、フォントや印刷が非常に鮮明なことが特徴です。
さらに、タグ自体はしっかりと縫い付けられており、縫製が雑ではありません。
一方、偽物の場合白タグが付いていないことが多く、印刷がぼやけていたりフォントが異なることがあったりします。
また、本物でも古いモデルには白タグがない場合もあるため、他のポイントもあわせて確認することが重要です。
財布｜メインファスナー金具の刻印と内側のシリアルナンバー
プラダ(PRADA)の財布は、メインファスナーの金具と内側のシリアルナンバーが重要なポイントです。
それぞれ、以下の特徴を確認してください。
| チェックポイント | 本物 | 偽物 |
|---|---|---|
| メインファスナーの金具刻印 | ・刻印は鮮明 ・文字の深さやフォントが均一 ・｢YKK｣や｢RIRI｣が追加されている場合あり | ・刻印がぼやけている ・フォントが正規品と異なる場合あり ・金具の仕上がりが粗雑質感がない ・PRADAのロゴがない場合あり |
| 内側のシリアルナンバー | ・財布の内側やポケットや内布に記載 ・ファスナー金具に｢PRADA｣のロゴ ・ゴシック体 | ・記載されていない場合あり ・フォントが不揃い ・印刷が薄い |
とくに、シリアルナンバーは本物との区別がつきやすく、偽物の多くは作りが甘いだけでなく商品のなかには記載されていない場合もあります。
さらに、本物のシリアルナンバーのフォントは、ゴシック体で書かれていることも見分ける際のポイントです。
より分かりやすく調べるために、ルーペや正規品との見比べなどをして、刻印の状態やフォントに注目して確認するとよいでしょう。
帽子(バケットハット)｜均一な縫い目やタグ・Rの切れ込み
プラダ(PRADA)のバケットハットの偽物を見分ける際には、均一な縫い目やタグ、そして｢R｣の切れ込みに注意してチェックをおこないましょう。
| チェックポイント | 本物 | 偽物 |
|---|---|---|
| 均一な縫い目 | ・縫い目が均一 ・直線的でほつれなし | ・縫製が粗雑 ・糸の長さが不均一 |
| タグの確認 | ・ロゴが鮮明 ・質感がしっかりしている | ・ロゴが不鮮明 ・斜めに縫いつけられている場合あり |
| ｢R｣の切れ込み | ・切れ込みがシャープ | ・切れ込みが浅い ・形が不自然 |
縫い目の判断は見ただけでは難しいため、直接触りながら検品をおこなうと、より糸の縫い目の状態がわかりやすくなります。
それにあわせて上記のポイントを確認することで、プラダ(PRADA)の帽子が本物か偽物かを見分けやすくなるため、ぜひ参考にしてみてください。
服｜ボタン内側の2本の棒の位置
プラダ(PRADA)の服の偽物を見分ける際、ボタン内側の2本の棒の位置は重要なチェックポイントとなります。
本物のボタンの内側には2本の棒があり、その位置はどの商品も正確で、ばらつきがないことが特徴です。
さらに、棒はボタンの凹部分の中央から均等に配置されており、プラダ(PRADA)のロゴの間を基準に対称的に伸びています。
一方、偽物のボタンでは、2本の棒の位置が不正確であることが多いです。
棒が不均一に配置されてるほか、ロゴの位置との整合性が取れていない場合や、棒の形状や配置に歪みが見られることもあるため注意しましょう。
サングラス｜印字されたロゴ文字の位置
プラダ(PRADA)のサングラスでは、印字されたロゴ文字の位置も、チェックするうえで大切なポイントです。
本物のプラダ(PRADA)サングラスは、ロゴ文字は正確に位置決めされ、均等に配置されています。
とくに、ロゴの｢PRADA｣の文字は、テンプルの中央またはやや前寄りに配置され、文字間のスペースやサイズも全て同じ位置なことが特徴です。
さらに、ロゴは高品質でくっきりとした仕上がりなため、印刷が滲んだりぼやけていません。
一方、偽物のプラダ(PRADA)のサングラスはロゴが不正確な位置に印字され、サンプル部分の端に寄りすぎていることがあります。
また、ロゴが歪んで配置されていることもあり、文字が薄くぼやけて見えることがあるため見分ける際はとくに注目してみましょう。
アクセサリー(キーリング等)｜金具の質感やシリアルナンバー
プラダ(PRADA)のアクセサリー(キーリング等)の偽物を見分ける際は、以下のポイントに気をつけて確認をおこないましょう。
| チェックポイント | 本物 | 偽物 |
|---|---|---|
| 金具の質感 | ・高品質 ・滑らかな金属部分 ・表面が綺麗で均一 ・文字の深さやフォントが均一 | ・光沢がない ・質感がない ・表面が粗雑で不均一 ・手に取ると違和感あり |
| シリアルナンバー | ・読みやすく均一 ・精密に刻まれている | ・文字がぼやけている ・文字が歪んでいる ・印刷されていない場合あり |
とくに、金具の質感は偽物であることがわかりやすく、本物は滑らかで光沢のある質感です。
一方で、偽物は光沢がなく、ニッケルにメッキ加工をしただけの粗い作りとなっています。
さらに、上記のポイントをあわせて確認することで、プラダ(PRADA)のアクセサリーが本物か偽物か判断しやすくなるでしょう。
スニーカー｜サイドやタン部分の非対称な刻印ロゴまたは歪み
プラダ(PRADA)スニーカーの偽物を見分ける際は、サイドや、タン部分の刻印ロゴを見てみるとよいでしょう。
本物のプラダ(PRADA)スニーカーのロゴは、サイドやタン部分に鮮明で均等に刻印されています。
どれも、文字が整っており、刻印の深さやフォントにバラつきがないのが特徴です。
一方、偽物はロゴの位置が不自然であったり、文字が歪んでいたり、非対称に刻印されている場合があります。
さらに、刻印の深さにムラがありフォントがオリジナルと異なる場合もあるため、見逃せないポイントです。
また、本物はどの角度から見ても一貫してきれいに配置されていますが、偽物は歪みや位置がずれていることもあります。
ローファー｜ほつれの無い均一なステッチ
本物のプラダ(PRADA)のローファーは、ステッチが非常に丁寧で均一に施されており、ほつれや糸の飛び出しがないのが特徴です。
さらに、縫製の精度が高いことにより、足元にぴったりと合う美しい仕上がりとなっています。
しかし、偽物のプラダ(PRADA)のローファーはステッチが不均一であることが多く、縫い目の長さや間隔にバラつきがあるのです。
また、糸がほつれていたり、縫い目が曲がったりしている場合があるため注意しましょう。
プラダ(PRADA)の偽物が売られる理由
世界中から高い評価を得ているプラダ(PRADA)ですが、なぜこんなにも多くの偽物が売られてしまっているのでしょうか。
その理由として、以下のことが挙げられます。
- ナイロン製品が多く模倣しやすいため
- ブランドの認知度が高くいい値で転売しやすいため
詳しく見ていきましょう。
理由1：ナイロン製品が多く模倣しやすいため
プラダ(PRADA)の偽物が売られている理由は、ナイロン製品が多く比較的簡単で安価なため模倣しやすいためです。
プラダ(PRADA)が販売された当初は、希少で高価な革素材を使った豪華なバッグを製作していました。
しかし、実用性に欠けるとの声から、軽量で防水性のある生地を採用したバッグを発表し、その結果ビジネスマンを始めとする多くの人から愛されるブランド品となったのです。
このような背景から、ナイロン生地を使用したアイテムが主流になったことで、安価に偽物を作りやすいというデメリットも発生してしまいました。
理由2：ブランドの認知度が高くいい値で転売しやすいため
プラダ(PRADA)のコピー商品が多い理由は、そのブランドの認知度の高さと、偽物でも需要が見込める点にあります。
プラダ(PRADA)は世界的に人気の高級ブランドであり、多くの人が憧れる対象です。
そのため、偽物でもブランド品を手に入れたいと思う人に向けて、偽物であっても簡単に流通させやすくなっています。
さらに、インターネット通販やフリマアプリの利用が拡大する中、実物を確認せずに購入するケースが増えたことも偽物が多い理由といえるでしょう。
プラダ(PRADA)の偽物を購入しないための対策
商品を見分けるだけでなく、偽物を避けるためには、以下のような対策が必要です。
- 信頼性の高い店舗で購入する
- シリアル番号やRFIDをチェックする
- スーパーコピーサイトやフリマアプリから購入しない
これまで紹介した判別方法を活用しながら、確実に本物のプラダを手に入れるための工夫を取り入れましょう。
対策1：信頼性の高い店舗で購入する
プラダ(PRADA)の偽物を避けるためには、正規販売店で購入することが、最も安心な方法です。
フリマアプリやオークションサイトでの購入は、商品の真贋を見分けるのが難しいため、慣れない人は避けるのがよいでしょう。
とくに、価格が極端に低いものや、出品者の評価が少ない・低い場合は注意が必要です。
購入前に、販売元が信頼できる業者であるか確認をおこない、不審な点がある場合はその取引を控えてください。
｢大幅割引｣や｢特典がつく｣などの宣伝が魅力的に見える場合でも、販売元に疑わしい点がある場合は、購入を控えた方が賢明でしょう。
対策2：シリアル番号やRFIDをチェックする
RFIDとは、電波を用いて非接触でデータ読み書きするテクノロジーのことで、プラダ(PRADA)はこのRFIDやQRコード技術を導入しています。
この技術は、バッグにNFC対応のスマートフォンをかざすと、シリアルコードが表示される仕組みです。
各製品には、個別のコードが割り振られており、このコード以外の製品は偽物となります。
バッグや財布では、これらのコードが本体の側面に、衣類や小物ではタグに縫い付けられています。
また、このコードは直営店で読み取ることで、その商品が本物か簡単に確認ができるためぜひ活用してみましょう。
対策3：スーパーコピーサイトやフリマアプリから購入をしない
プラダ(PRADA)の製品は、スーパーコピーサイトやフリマアプリから購入しないことが賢明といえるでしょう。
もし、怪しい取引の可能性がある場合は、購入を控えることでトラブルを未然に防ぐことができます。
スーパーコピーのように見分けがつかないほどに精巧なものもありますが、偽物である点に変わりはありません。
よって、偽物を購入しないためには、信頼できる正規販売店を利用することが最も安全で確実といえるでしょう。
プラダ(PRADA)の偽物を販売・購入するデメリット
偽物が多く売られているプラダ(PRADA)ですが、もし偽物を販売・購入してしまった場合、いくつかのデメリットも存在します。
- 海外サイトで購入して国内転売で利益を得た場合は商標法違反になる
- 海外で知らずに購入して国内に持ち帰った場合は関税法違反になる
詳しく見ていきましょう。
海外サイトで購入して国内転売で利益を得た場合は商標法違反になる
海外サイトでプラダ(PRADA)の偽物を購入し、国内で転売して利益を得る行為は、商標法違反に該当する可能性があります。
海外で取り扱われているスーパーコピー品は、日本では警察の監視が追いついていないため、購入者が厳罰を受けることは少ないかもしれません。
しかし、転売して利益を得た場合は、「商標法」に基づいて罰則を受けることになります。
これは、偽物が市場に出回ることで正規ブランドの価値を損なうため、法的に問題視されているからです。
このように、プラダ(PRADA)の偽物を購入して転売することは、経済的なリスクや法的なトラブルを引き起こす可能性があるため、慎重に行動することが重要です。
海外で知らずに購入して国内に持ち帰った場合は関税法違反になる
海外で偽物を知らずに購入して日本に持ち帰った場合、関税法違反に該当することがあります。
日本の関税法では、偽ブランド品の輸入を一切禁じており、たとえ購入時に偽物だと認識していなかった場合でも、国内に持ち込んだだけで違法となります。
これにより、罰金や没収といった法的な問題に直面するリスクがあります。
偽物を購入することで、法的なトラブルに巻き込まれる可能性があるため、購入前に慎重に確認することが必要です。
このように、プラダ(PRADA)の偽物を購入することは、経済的な損失や法的リスクを引き起こします。
そのため、安全策として信頼できる販売元から購入することが最も賢明です。
プラダ(PRADA)の偽物の見分け方に関してよくある質問
ここからは、プラダ(PRADA)の偽物の見分け方に関してよくある質問について、3つピックアップして紹介・回答をしていきます。
- プラダ(PRADA)の偽物と知っていてい買うのはダメですか？
- プラダ(PRADA)のシリアルナンバーはどこにありますか？
- プラダ(PRADA)の白タグがない場合の見分け方のポイントはなんですか？
詳しく説明していきます。
プラダの偽物と知っていて買うのはダメですか？
プラダ(PRADA)の偽物を｢知っていて買うこと｣は、法律違反ではありませんが、道徳的・社会的な観点から見ると望ましくありません。
さらに、法律的な問題だけでなく、取り引きの際に送信した個人情報の悪用や詐欺被害・犯罪への関与の可能性があるのです。
そのほかに、企業へのイメージ悪化に繋がり、利益的にも損失があります。
また、偽物は本物の商品と比べて品質が低く安全性に乏しい点があり、使用中に壊れるリスクが本物の商品よりも高いです。
そのため、これらのリスクを避けるには関わらないことが最善ですが、もし購入した場合は速やかに返品をおこなうことをおすすめします。
プラダのシリアルナンバーはどこにありますか？
プラダ(PRADA)のシリアルナンバーは、製品の白タグに記載されています。
白タグは、バッグや財布の内ポケットの奥や内側の目立たない場所に縫い付けられていることが多いです。
この白タグには、工場ナンバーや製造に関する情報がゴシック体で印字されています。
シリアルナンバーは、製品の真贋を確認するための重要な要素となるため、購入時には必ず確認することをおすすめします。
また、プラダ(PRADA)製品には真贋証明書が付属している場合もあり、そこにも製品の情報が記載されています。
購入の際は、証明書と合わせて確認するとより確実になるため、安心した取引ができるでしょう。
プラダの白タグがない場合の見分け方のポイントは何ですか？
プラダ(PRADA)製品の真偽を確認するには、白タグだけで判断せず、複数の要素をチェックすることが大切です。
素材や縫製、ロゴの細部、シリアルナンバー、購入場所などを総合的に確認しましょう。
正規店や百貨店での購入は、本物を手に入れるための確実な方法です。
また、プラダ(PRADA)のバッグには真贋証明書が付いており、製品情報やシリアルナンバーが記載されています。
証明書が付属していない場合は、偽物の可能性があるため、注意してください。
プラダ(PRADA)の偽物の見分け方まとめ
プラダ(PRADA)は、世界中で多くの人に支持される高級ブランドですが、その人気を悪用して多くの偽物が市場に流通しているのが現状です。
プラダ(PRADA)の製品の真偽を見極めるには、ロゴプレートやファスナーなど、各パーツに注目して本物と偽物の違いを比較することが重要です。
本物を確実に手に入れるには、正規店での購入が最も安心です。
また、すでにプラダのアイテムを所有している場合、買取店で｢買取不可｣とされるかどうかを確認することも一つの判断基準となります。
故意でなくても偽物を販売しないよう、仕入れの際は、本記事を参考にきちんと確認し安心・安全な取引をしてください。
実際に偽物に触れながら解説したyoutube動画もあるのでそちらも合わせてご覧ください。
