「ルイヴィトンの財布やバッグが本物かどうか、自分で見分けられる方法はないの?」

このようにお考えではありませんか。

たしかにサイトなどを通して手軽にブランド品を購入することが増えた影響で、偽物を購入してしまうトラブルも増加し、どうしても不安に感じますよね。

本記事では、ルイヴィトンの偽物の見分け方について11選にまとめ、それぞれ詳しく紹介していきます。

さらに、偽物を掴まされないための対策やデザイン別の判別方法もあわせて紹介していきます。

初心者の方はもちろん、手間や時間を割くのは難しいと感じる方にもわかりやすく解説しているため、ぜひ参考にしてみてださい。

目次

ルイヴィトンの偽物の見分け方11選

ルイヴィトンの偽物を見分けるポイントを11個紹介します。

  1. ブランドタグ
  2. タグの縫製
  3. 商標Rマーク
  4. シリアルナンバー
  5. ファスナープル
  6. スナップボタン
  7. 金属部のメッキ加工
  8. 保管用布袋のロゴ
  9. 革タグの裏面加工
  10. 表面デザインのプリント
  11. 金具部分のマイナスネジ

一つずつ詳しく解説していきます。

1.ブランドタグ

ルイヴィトンの商品には、ブランド名が必ずどこかに印字されていたり、タグが付けられたりしています。

たとえばバッグの場合、通常は内部のどこかに縫い付けられたタグや、ファスナーの下に印字されていることが多いです。

また、印字内容は以下のような構成になっています。

行数印字されている内容
1行目Rマーク(丸囲みの英字R)
2行目ブランド名
3行目PARIS
4行目made in Franceまたは製造国

これらの印字は、通常4行で表記されており、文字の形や大きさに独特の特徴があります。

たとえば、ルイヴィトンの「O」は本物では必ず円形ですが、偽物は縦長に見えることがあります。

また、印字のかすれや滲み、部分的の色が不自然に濃いなどの場合は偽物の可能性が高いため注意しましょう。

2.タグの縫製

ルイヴィトンは、「長く使えるように」をモットーとして製造しているため、作りがとても丁寧です。

どの商品も、縫い目一つひとつにこだわっていて、一切の妥協がありません。

一方、偽物は短期間で大量製造することが多いため、縫い方が雑で不揃いのものが多いです。

さらに、糸の太さもポイントであり、本物は太めの丈夫な糸を使っていますが、偽物は細い糸を使用している場合が多いです。

そのため、本物か偽物かを見分ける際には、縫い目と糸の太さをよく見てみるとよいでしょう。

3.商標Rマーク

ルイヴィトンの商標「R」マークは、ブランドが登録商標であることを示しており、製品やタグの一部にしっかりと刻印されています。

本物の場合、Rマークは鮮明でエッジがはっきりとしており、ロゴの周りのバランスが整っています。

一方、偽物の場合はRマークがぼやけていたり、形が不均一であったりすることが多いです。

また、位置やサイズもRマークが誤った位置にあるほか、サイズが不適切な場合が多いためよく確認することが大切となります。

4.シリアルナンバー

シリアルナンバーは、本物と偽物を見分ける際に重要なポイントの1つです。

ルイヴィトンのシリアルナンバーは、基本的に「アルファベット+数字4桁」の形式で構成されており、製造国や製造年月を示しています。

たとえば「CA1912」のシリアルナンバーは、「CA」は製造国(フランス)であること、「1912」は製造年(2019年)と月(12月)の意味です。

そのため、文字の組み合わせに異常がある場合や、形式が「アルファベット+数字4桁」から外れている場合は偽物である可能性があります。

また、フォントが公式のものと異なる場合や、文字ごとに不揃いな場合も偽物と考えられるため注意しましょう。

5.ファスナープル

ルイヴィトンのファスナープルには、通常「LV」とルイヴィトンのブランド刻印が施されています。

本物の場合、LVロゴはエッジまでしっかりと鮮明に刻まれており、形がどれも正確です。

一方、偽物は刻印がぼやけており仕上がりが雑なことがよくあるほか、金属にはムラが見られます。

とくにLVの刻印をよく確認すると、偽物は「V」のサイズが左右均等に見えますが、本物では左側の「V」の部分が太く刻印されています。

この特徴は、本物と偽物の大きな違いといえるため、「V」違いを見逃さないようにしましょう。

6.スナップボタン

バッグや財布に使用されているスナップボタンも、偽物か本物かを見分ける手がかりになります。

本物の場合、スナップボタンの凹んだ部分やファスナーの引き手に「LOUIS VUITTON」の刻印があり、耐久性も高く劣化しにくいです。

さらに、スナップボタンの凸部分は、先端がキノコ型のような三角形をしています。

また、凹部分では内部の2本の棒が「LOUIS」の「O」と「I」から、「VUITTON」の「U」と「O」までまっすぐに続いています。

一方、偽物はボタンの凸部分が丸い形をしていたり、内部の棒の配置が本物と異なっていたりすることが多いためよく見てみることが大切です。

7.金属部のメッキ加工

ルイヴィトンの金属部には、金メッキ加工が施されていますが、このメッキの仕上がりや質感も偽物を見分けられるポイントです。

本物のルイヴィトンでは、金属の表面は滑らかで、無駄な凹凸はありません。

一方、偽物の金具ではメッキ処理が粗雑で、反射した景色が歪んで見えることがあります。

さらに、偽物は金具が過度に光りメッキが不均一で、表面に波模様や凸凹が見られることがあることが特徴です。

このような金メッキの仕上げは、高い技術を必要とするため、金具の状態を総合的に確認することが大切といえます。

8.保管用布袋のロゴ

ルイ・ヴィトンの商品には、袋や箱といった付属品が付いてきますが、その際には保管用布袋のロゴに注目してみましょう。

もし、袋や箱にプリントされたアルファベットのフォントが「O」の文字が縦長になっている場合、偽物の可能性が非常に高いです。

また、プリントの質にも違いがあり、正規品は印刷が鮮明でかすれや滲みがありません。

一方、偽物はプリントが不均一だったり、滲んでいたりすることがよくあります。

さらに、箱自体の仕上がりが粗雑で接着部分がきちんと処理されず、隙間ができている場合も偽物の可能性があるため必ず確認してみましょう。

9.革タグの裏面加工

本物は、革タグの裏面に丁寧な加工が施されており、均一に仕上げられ革も高品質でしっかりとした質感があります。

さらに、タグの縫い目や端の処理が精密で、ほつれや不均一な部分は見受けられません。

一方偽物は、革タグの裏面が粗雑に仕上げられていることが多く、手触りがざらつくなど革の質感が安っぽいものが使われている場合があります。

また、偽物では革の質を隠すため裏面に厚めのコーティングや不自然な塗装、接着剤のはみ出しや固まった跡が残っていることがあります。

こうした違いに注目することで、偽物と本物を見分けやすくなります。

10.表面デザインのプリント

ルイヴィトンの製品は、LとVのモノグラムや花柄のデザインが印象的です。

そのため本物と偽物を区別する際は、モノグラムや柄が正確に配置されているか、プリントにムラがないかを確認しましょう。

本物は、PVCキャンバスと呼ばれる特殊加工された素材を使用しているため、モノグラムの位置が規則的に決まっており柄が明確で均一に仕上がっています。

一方で偽物は、モノグラムや柄の不自然な位置や、色ムラやかすれが見られることが多いです。

ただし、中古品では摩耗によってプリントが薄くなることもあるため、ほかのチェックポイントをあわせた確認が必要となります。

11.金具部分のマイナスネジ

ルイヴィトンの商品は、ネジが使われていることがありますが、すべてのネジにマイナスネジを使用しています。

そのため、プラスネジが使われている場合は偽物である可能性が高いです。

また、本物はネジの締めた際の高さが均等で整っていますが、偽物は高さにばらつきがあるだけでなくネジ周りにへこみが見られることもあります。

そのため、ルイヴィトンの商品のネジ部分にも注目することで、偽物を見分けやすくなるでしょう。

ルイヴィトンの偽物の見分け方|デザイン

ルイヴィトンの製品のデサインには、正規品と偽物を見分けるための特有の特徴がいくつかあります。

今回は、以下の代表的な3つのデザインに焦点を当て、それぞれの真贋を見分けるためのポイントを紹介していきます。

  • モノグラム
  • ダミエ
  • エピ

1つずつみていきましょう。

モノグラム:左右対称かをチェック

ルイヴィトンのモノグラムの偽物を見分けるポイントとして、以下の3つが挙げられます。

  • 柄の配置
  • モノグラムの間の「Cマーク」
  • プリントの色ムラ

モノグラムの特徴として、正面に「LV」のロゴがあり、左右対称になるように配置されています。

ほかにも、蓋付きのアイテムでも蓋を閉じた際、柄がしっかり揃っているのが本物の特徴です。

また、モノグラムの間にある小さな「Cマーク」は非常に小さいため見つけにくいですが、光の角度を変えると「Cマーク」を確認しやすくなります。

さらに、プリントされた色が鮮明すぎるまたは、ぼやけている場合は偽物の可能性が高いため注意して見分けるようにしましょう。

ダミエ:「PARIS」のSが途切れているかチェック

ダミエは、日本の市松模様からインスパイアを受けて、交互に配置された正方形のデザインが特徴的なデザインです。

真贋を見分けるためには、ブランド名の「LOUIS VUITTON」が模様にどのように組み込まれているか、そしてプリントの状態に注目するとよいでしょう。

ブランド名が組み込まれている部分をよく見ると、ダミエには「PARIS」のSが途切れている特有のデザインがあり、偽物はこのSが通常通りに印刷されていることが多いです。

さらに、偽物の場合は文字が滲んだり、不自然に濃すぎたりすることがあります。

また、黒色を基調としたデザインのダミエの場合、糸が黄色である点も本物の特徴なためあわせて覚えておきましょう。

エピ:VL刻印の深さや文字の太さをチェック

エピには、表面に横線が施されており、下部には「VL」のロゴが刻まれています。

本物のルイヴィトンの「LV」ロゴには、Vの左側とLの左側の縦のラインが、太くなっているものが本物の特徴です。

実際にあった偽物のロゴのなかには、Lの左側の縦ラインが太くなっているのに対し、Vのラインは同じ太さになっているものも存在します。

また、刻印の深さも重要なポイントで、刻印が浅すぎたり逆に深すぎたりすると偽物である可能性があるため注意しましょう。

ルイヴィトンの偽物の見分け方|アイテム 

次は、ルイヴィトンの各アイテムごとの偽物の見分け方を紹介していきます。

  • バッグ
  • キーケース
  • ネックレス

正しい知識を身につけて、本物のルイヴィトンを安心して手に入れましょう。

バッグ:内側の刻印のズレやハンドルの付け根部分のふくらみ

バッグの場合、収納ポケットの裏側など、製品のデザインによって特徴的なディテールが異なる点もあります。

さらに、2021年頃からはICチップが内蔵されるようになり、それ以前のようにシリアルナンバーが刻印されていない場合もあるため素人では判断が難しいでしょう。

また、バッグの持ち手部分の縫製に注目すると、本物の製品では縫い目が上方向に尖った形で仕上げられています。

一方で偽物や模造品では、丸みを帯びた不格好な縫製が施されていることが多いです。

このように、バックはルイ・ヴィトンのバッグには多様なデザインが存在するため、偽物を見極めるのは簡単ではありません。

そのため、正確に判別するためには、専門知識を持つ買取業者に任せるのが最善の方法といえるでしょう。

キーケース:金具ボタンの凸部分がキノコの型

ルイヴィトンのキーケースの本物か偽物かを見分ける際には、金具ボタンをよくみてください。

偽物のボタン部分の上側に「LOUIS」、下側に「VUITTON」と文字が配置されており、「O」と「I」の位置がほぼ一直線上に並んでいます。

また、文字と受け口の2本の細い棒の配置も丁寧に設計されているだけでなく、差し込む部分にも違いがあるため注意しましょう。

本物は滑らかなキノコ型で、先端がわずかに尖った形状をしているのに対し、偽物は丸みを帯びた形状になっていることが多いです。

そのため、キーケースの本物か偽物かを見分ける際には、金具ボタンに注目しておこなうとわかりやすく見分けられるでしょう。

ネックレス:ロゴの文字フォントや位置

ルイヴィトンの本物のネックレスは、ロゴや刻印の細部に至るまで、徹底的にこだわって作られています。

さらに、本物のルイヴィトンのネックレスはロゴのデザインに非常にこだわっており、文字の太さや間隔、フォントの形状が均一で精巧に作られています。

とくに「L」と「V」の刻印は、線の太さに強弱があり、角度や配置も完璧に調整されています。

一方、偽物はこれらの細部が不正確で文字の間隔が不自然なほか、フォントが本物と異なる場合が多いです。

服:間隔や向きなど質の高い縫製

ルイヴィトンの本物の服は、縫製技術が非常に優れているほか、滑らかで上品な手触りが特徴です。

さらに、耐久性の高いやや太めの糸が使用されており、縫い目が若干斜めになる独特の仕上がりが見られます。

それに対して偽物は縫製が甘いことが多く、縫い目の幅や方向性が異なるだけでなく、品質も悪いため触った際にざらつきを感じる場合があります。

ただし、近年では偽物の縫製精度も向上しているため、細部まで入念に確認する必要があるため見分けにはとくに細心の注意を払わなくてはいけません。

ルイヴィトンの偽物じゃない?過去モデルとの見分け方

ルイヴィトンの偽物だと思われる製品の中には、過去に製造された本物のルイヴィトン製品が紛れ込んでしまっているケースも多くあります。

ルイヴィトンは長年にわたって様々なデザインや仕様を採用しており、過去のモデルも正規品として流通しています。

過去のモデルには、当時の製造過程や素材、デザインが現在の製品と異なる場合があるため、それらを確認することが大切です。

  • サックプラのショルダーストラップ
  • モンスリのハンドル
  • アルマのパッチポケットの数

詳しくみていきましょう。

サックプラのショルダーストラップ追加

ルイヴィトンのサックプラは、過去モデルと現在モデルの違いを見分ける際、ショルダーストラップに注目することが重要です。

特に、ショルダーストラップのデザインや素材感が異なる場合があります。

過去のモデルでは、ストラップが比較的細めで、レザーの質感もやや柔らかめのものが使用されていました。

しかし、最近のモデルでは、ストラップが少し太めで、より耐久性のあるしっかりとしたレザーが使われていることが多いです。

また、縫製や金具のディテールも改良され、精度が高くなっているため、過去のものと比較すると見た目に違いが生じやすくなっています。

モンスリのハンドル追加

ルイヴィトンのモンスリは、過去から現在までさまざまな仕様変更を経て、進化してきたバックパックモデルです。

過去モデルと現行モデルを見分けるポイントの一つに、「ハンドルの有無」が挙げられます。

とくに現行モデルでは、利便性向上のためにバッグの上部には、ハンドルが追加されています。

一方で、過去のモンスリにはこのハンドルがなく、ショルダーストラップのみが付属しているのが一般的です。

この仕様の違いから、過去モデルと現代モデルを簡単に見分けられます。

ただし、過去モデルにも状態の良い正規品が多数存在するため、購入時には素材や縫製の状態や刻印などのポイントも確認することが重要です。

アルマのパッチポケットの数を追加

ルイヴィトンの定番バッグアルマは、モデルチェンジによりデザインや機能が微妙に異なることがあります。

とくに注目すべきポイントの一つが、内側にあるパッチポケットの数です。

年代パッチポケットの数と追加要素
1990年代・1つのみ
2000年代半ば・パッチポケットの他に携帯ポケットの追加
2010年・パッチポケットと携帯ポケットが隣合った配置
・底鋲とキーカバーの追加
2012年・携帯ポケットの廃止
・パッチポケットが2つに統一

上記のことから、年代によってパッチポケットの数が異なるため、過去モデルを見分ける際はバッグの内部構造を確認することが大切です。

また型番も2012年頃に変更され、モノグラムのアルマPMは「M51130」から「M53151」に変わったため、この点でも新旧を区別できます。

とくに、ポケットの縫製や位置が正確で丁寧に仕上げられているかをチェックし、本物であることを見極めることが重要となるのです。

ルイヴィトンが本物か偽物かを証明するにはICタグを確認しよう

ルイヴィトンの製品が本物か偽物かを見分ける方法の一つとして、ICタグの確認があります。

近年、ルイヴィトンではシリアルナンバーの代わりに、RFIDタグ(ICタグ)を埋め込む形式に変更しました。

ICタグとはどのようなものなのか、また確認方法についてもあわせて、以下の通りに紹介していきます。

  • ルイヴィトンではギャランティカード(証明書)を出していない
  • ルイヴィトンはシリアルナンバーを辞めRFIDを導入済
  • ルイヴィトンのRFID(ICタグ)の読み取り方法

1つずつみていきましょう。

ルイヴィトンではギャランティカード(証明書)を出していない

ルイヴィトンの製品には、通常、ギャランティカードは付いていません。

代わりに、シリアルナンバーが以前は品質を保証する証として使われていましたが、2020年以降はこれも廃止され現在はICタグが埋め込まれています。

ルイヴィトンが保証書を発行しない理由については明確にされていませんが、偽物対策がその主な理由であると考えられています。

また、購入時には専用の詳細なレシートが提供され、そこには商品名・購入日時・購入者名・販売スタッフ名などが記載されています。

商品がその日時に販売されたことを示すものなため、レシートの有無で今後のサービスに影響はありません。

ルイヴィトンはシリアルナンバーを辞めRFIDを導入済

ルイ・ヴィトンの製品には、従来のシリアルナンバーの刻印の代わりに、埋め込み型のICタグが使用されるようになりました。

このICタグは、スマートフォンのアプリなどでRFIDリーダーを使って確認できますが、情報は暗号化されているため、現時点では内容の解読はできません。

私たちが確認できるのはICタグが存在するかどうかだけで、目で確認できるものではなく、触るとほんの少し膨らんでいる感覚がある程度です。

また、その商品のなかにあるICタグの有無を知るには、専用のアプリが必要となるため前もってインストールしておきましょう。

ルイヴィトンのRFID(ICタグ)の読み取り方法

ルイヴィトンの商品には従来シリアルナンバーが刻印されており、買取価格や真贋の判断に便利でしたが、2021年にその常識が変わりました。

シリアルナンバーの代わりに、RFIDタグと呼ばれるICタグが埋め込まれ、これが製品の証明となるようになったのです。

RFIDタグは無線で読み取ることができ、スマートフォン用のアプリを使ってICタグの有無を確認できます。

しかし、この方法では製造年などの詳細な情報は読み取れず、あくまでICタグが反応するかどうかの確認に過ぎません。

また、すでにICタグが反応するスーパーコピーも存在しているため、ICタグがあるからといって安易に信用はしないようにしましょう。

ルイヴィトンの偽物を買わないためのコツ

せっかくルイヴィトンの製品を購入しても、そのアイテムが偽物だとなれば、価値の差は歴然です。

このような事態を避けるために、次のポイントに気をつけて購入しましょう。

  • ルイヴィトン直営店や正規代理店で購入する
  • 保証書やICチップが埋め込まれているルイヴィトンを探す
  • 中古ルイヴィトンはプロ鑑定士がいる中古販売店で買う
  • 異常に安い価格でルイヴィトンを販売するお店は避ける
  • ルイヴィトンの日本語の説明が不自然なサイトは避ける
  • ルイヴィトンのスーパーコピー品と紹介されているものは買わない

詳しく説明していくため、ぜひ参考にしてみてください。

ルイヴィトン直営店や正規代理店で購入する

本物のヴィトン製品を確実に手に入れたい場合、直営店または、信頼できる正規代理店からの購入が最も安全な方法です。

日本国内には、ヴィトンの直営店が55店舗あるため、比較的簡単に最寄りの店舗に足を運べます。

もし、近くに店舗がない場合、公式オンラインショップを通じて商品を購入することも可能です。

正規品代理店からの購入も、新品を手に入れるためのよい選択肢といえます。

たとえば、ドン・キホーテなどで販売されているブランド品は、並行輸入によって仕入れられた本物のルイヴィトンであるため安心して購入が可能です。

保証書やICチップが埋め込まれているルイヴィトンを探す

ルイヴィトンは他のブランドと異なり、保証書を発行しないため、保証書やICチップが埋め込まれた製品を探すと良いです。

シリアルナンバーが保証書の代わりとして機能しており、商品内部に刻印されているため注意深く確認する必要があります。

また、近年の製品にはICチップが組み込まれており、一般的にバッグの内ポケットやファスナー付近、縫い目近くに埋め込まれていることが多いです。

確認方法としては、スマートフォンの専用のアプリを使って反応する箇所を探すと、ICチップの有無が確認できます。

中古ルイヴィトンはプロ鑑定士がいる中古販売店で買う

中古ルイヴィトンの商品を購入する際、直営店以外の選択肢としておすすめなのが中古販売店です。

中古品店では偽物が紛れているのではないかと心配に思うかもしれませんが、信頼できるプロの鑑定士がいる店舗であれば問題ありません。

すべての商品が鑑定士によって鑑定されているため、正規品を安心して購入できるでしょう。

さらに、中古品店では、新品の価格よりも割安で手に入る場合がある点が大きな利点です。

また、販売終了となった製品が見つかる可能性もあるため、過去に手に入れ損ねたモデルや希少なアイテムを探している方にもおすすめとなっています。

異常に安い価格でルイヴィトンを販売するお店は避ける

ルイ・ヴィトンの商品が異常に低価格で販売されている場合、偽物である可能性があるため、注意が必要です。

ルイヴィトンは高級ブランドのため、セールをおこなうことはなく、未使用であっても価格が安い場合は高い確率で偽物であるといえます。

偽物を購入しないためには、事前に正規品の価格を確認しておくことが大切です。

たとえば、モノグラムのトートバッグは約10万円〜20万円、財布は約5万円〜15万円で販売されています。

実際の価格は、ルイヴィトンの公式ウェブサイトや直営店、正規代理店で確認できるため購入する際の参考にしてみてください。

ルイヴィトンの日本語の説明が不自然なサイトは避ける

ルイヴィトンの偽物を購入しないためには、日本語の説明が不自然なサイトからの購入は避けることが無難です。

ルイヴィトンのようなハイブランドの偽物商品を取り扱う業者は、海外の悪徳企業や個人企業である可能性があります。

日本人を対象として販売する場合、公式サイトの原文を翻訳機で日本語に変換している場合が多いです。

翻訳機もニュアンスや意味によっては、別の日本語として誤った翻訳のまま表記されることが多く、結果として不自然な日本語となるのです。

そのため、機械翻訳を使用したような日本語の文法や言い回しが不自然に感じた場合、信用性に欠けるため購入は控えるようにしましょう。

ルイヴィトンのスーパーコピー品と紹介されているものは買わない

スーパーコピー品は、本物に非常に似ていますが、あくまで偽物であることには代わりありません。

使用される素材や金具は高品質で、熟練した職人によって作られており、見た目は本物に近いですが、素人では簡単に見分けることはできません。

その価格は本物の10分の1以下で販売されており魅力的に感じますが、販売者は偽造品を取り扱っているため、まぎれもなく違法行為です。

そのため、スーパーコピーを購入することは、間接的に犯罪を助長する行為と言えます。

また、サイトによっては「後払い」などをアピールしているサイトもありますが、信頼できないサイトは個人情報が漏洩するリスクが高いという懸念からでも控えた方がよいといえるでしょう。

ルイヴィトンの偽物に関してよくある疑問

ここからは、ルイヴィトンの偽物に関してのよくある質問を3つピックアップして紹介します。

  • ルイヴィトンの財布の偽物の見分け方は何ですか?
  • ルイヴィトンの偽物は製造番号がなくても見分けられますか?
  • ルイヴィトンの本物は匂いで見分けられますか?

事前にもしもの疑問を解消しておくことで、検品の際に偽物を見分けやすくなります。

1つずつ紹介していくため、各ポイントを抑えておきましょう。

ルイヴィトンの財布の偽物の見分け方は何ですか?

ルイヴィトンの財布の偽物を、見分ける際には以下のポイントに注目しましょう。

チェックポイント本物偽物
ロゴ・模様・正確な模様
・デザインが正確
・デザインのズレ
・模様の不自然な間隔
縫い目・全て均等な縫製・縫い目が不揃い
質感・しっかりとしていて滑らか・硬く安っぽい
シリアル番号・シリアル番号あり・不自然もしくはない

また、本物は決して安売りされておらず、定価よりも大幅に安く販売されている場合は、偽物の可能性があるため注意しましょう。

また、古いモデルは内側にシリアルナンバーが刻印されていますが、2021年以降のモデルにはICチップが埋め込まれていることも見分ける際のポイントです。

購入前に、これらのポイントを確認することで、偽物を掴まされるリスクを防ぎやすくなります。

ルイヴィトンの偽物は製造番号がなくても見分けられますか?

結論、見分けることは可能です。

ルイヴィトンの商品は、製造された年代によっては、製造番号が劣化で見えなくなることがあります。

古い商品の場合、ロゴや模様の正確さや、素材の質感などのチェックをおこないましょう。

一方、2021年以降に製造されたアイテムには、「RFID」と呼ばれるICチップが埋め込まれており製造番号の刻印がなくなっています。

対象商品としてルイヴィトンのバッグが挙げられ、このICチップの確認は「NFC Tools」アプリでおこなえるため、気になる方は一度確認をしてみましょう。

ルイヴィトンの本物は匂いで見分けられますか?

結論、見分けられます。

ルイヴィトンの偽物を見分ける初歩的な方法として、「臭い」に注目するという手段があります。

なぜなら、偽物は短時間で大量に作られることが多く、その際に接着剤が多く使われる場合があるためです。

そのため、この接着剤の使用量が多いと、特有のツンとした臭いが商品に残りやすくなります。

こうした方法は手軽で簡単なほか、確実性も高いため、偽物を見極める際には一度試してみるとよいでしょう。

ルイヴィトンの偽物見分け方まとめ

ルイヴィトンの本物と偽物を見分けるためには、ロゴや金具だけでなく、モノグラムなどのデザインにも注目することが大切です。

一般的に、偽物は細部に粗さや不均衡が見られ、細かな部分で違いが目立ちます。

そのため、各ポイントを抑えながら、細かくチェックをおこない本物かの確認をすることがおすすめです。

また、誤って偽物を購入しないためには、公式店舗や公式オンラインショップから購入するのが最も確実といえます。

公式でない場所で買う場合、少しでも違和感を感じたら、偽物の可能性を考慮しその場での購入を避けることが重要です。

安いからといって偽物を購入することは、起業だけでなく、犯罪を助長する行為なことを忘れてはいけません。

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