せどりを始めたときに「Amazonせどりは儲からないの?」と悩むことってありますよね?
初心者が取り組みやすいAmazonせどりですが、巷では「Amazonせどりは儲からない」と言われていることがわかりました。
この記事ではAmazonせどりが儲からない原因を解説していきます。
さらに、Amazonせどりで儲けるための対策や儲かりやすい商品の探し方を紹介します。
これを読めばAmazonせどりが儲からないという不安がなくなり積極的にAmazonで販売しよう!と前向きにせどりに取り組めるようになります。
目次
Amazonせどりは儲からない?どれくらいの利益率が相場?
Amazonせどりが儲からないという意見もありますが、実際には適切な方法で行えば利益を得ることは十分可能です。
Amazonは世界最大級のECプラットフォームであり、圧倒的に多くのユーザーがいるため、他のECサイトよりも儲けられる可能性が高いプラットフォームだといえます。
せどりの利益率は一般的に20~30%とされており、この利益率を維持できればビジネスとして成立していると考えて良いでしょう。
しかし、この利益率を下回ってしまう場合は、Amazonせどりのやり方にどこか改善すべきポイントがあると考えるべきです。
次の章では、Amazonせどりで儲からない場合のよくある原因について解説していきます。
Amazonせどりで儲からない原因
Amazonせどりで儲からない場合によくある原因は以下のとおりです。
- FBA納品の送料・手数料で利益が出ない
- カートボックスが獲れない
- ライバルセラーが増えて価格競争が起きる
- 利益計算が不十分
- 店舗仕入れを行っている
- 儲からない商品を扱っている
1つずつ解説していきます。
FBA納品の送料・手数料で利益が出ない
引用元 プライスター
Amazonせどりが儲からない原因の1つ目は、FBA納品の送料・手数料によって利益が出にくくなってしまっているケースです。
ただし、この問題はFBA納品の際に納品する商品を同じ倉庫に搬送できるようにすることで対策できます。
また、一度にまとめて納品すると送料も抑えることが可能です。
リサーチの段階で送料・手数料を含めて利益計算をしておくことが重要でしょう。
経費を上手く抑えてAmazonせどりで儲けられる体制を整えていきましょう。
カートボックスが獲れない
Amazonでは、同一商品が複数の出品者によって販売されている場合、すべての出品が単一の商品ページにまとめられます。
この中で、商品ページの最も目立つ位置に表示される「カートに入れる」ボタンの近くに出品者の名前が掲載されることを「ショッピングカートボックスを獲得する」と言います。
この位置に表示されると、ユーザーがそのボタンをクリックすると直接その出品者から商品が購入されるため、売上が増加する可能性が高まります。
しかし、ショッピングカードボックスが複数の出品者による争奪戦となるため、ノウハウを構築できていないとAmazonせどりで儲けることは難しいでしょう。
ライバルセラーが増えて価格競争が起きる
引用元 プライスター
ライバルセラーが増えて価格競争が起きる点も、Amazonせどりが儲からないと言われている原因の一つです。
せどりでは、儲かりやすい商品やジャンルがある程度決まっているため、利益商品は価格競争になりやすい傾向にあります。
価格競争にうまく対応できないと、競合の商品ばかり売れて自分の商品は一向に売れないといった自体に陥ってしまいます。
初心者が価格競争に対抗するのは難しいため、競合の少ないニッチな商品やジャンルを狙うのがおすすめです。
利益計算が不十分
Amazonせどりが儲からないと言っている人たちによくありがちなのが、利益計算が不十分である点です。
Amazonの手数料、送料、返品リスクなどの追加コストを計算に盛り込んでおらず、単純な仕入れ値と売値だけで利益計算をしていませんか?
これらのコストが考慮されていない場合、実際の利益は予想よりもずっと少なくなり、時には赤字に陥ることさえあります。
Amazonせどりが儲からないと言っている人の多くは、細かい変数を利益計算に盛り込めておらず予測が不十分なため、実際にやってみると思ったより儲からなかったという結果になってしまうのです。
利益計算をする際は、考えられる変数をなるべく盛り込み、計画を立てることが大切です。
店舗仕入れを行っている
店舗仕入れを行っていることも、Amazonせどりで儲からないと言っている人にありがちなケースです。
電脳仕入れと店舗での仕入れとでは費用対効果が大きく異なります。
店舗での仕入れは、時間と体力を使うわりには利益商品がみつからないため、仕入れが順調に進みません。
そのため、儲からない負のループに陥ってしまうことがあります。
Amazonせどりに慣れるまでは、電脳仕入れと併用して行うと失敗が少なくなるでしょう。
儲からない商品を扱っている
引用元 Keepa
Amazonせどりが儲からない原因として、儲からない商品を扱っているケースも多いです。
せどりをする際は商品を仕入れる前に、その商品が「売れる商品なのか」を確認しておく必要があります。
keepaなどのツールを使うと、仕入れようとしている商品が過去1か月・3か月・6か月単位で月にどれくらい売れているのかをチェックすることができます。
自分では売れると思っていた商品でも、実際のデータを見てみると全く売れない商品であることがわかることも多いです。
事前に過去のデータを確認して、儲かる可能性の高い商品に絞って仕入れていくと良いでしょう。
Amazonせどりで儲かるためのコツ
Amazonせどりで儲かるためのコツを覚えておきましょう。
- FBAを利用する際は事前に料金シミュレーターで利益を計算しておく
- カートボックスを獲得するために全力を尽くす
- 単純作業はできる限り外注する
- 売れやすい商品を扱う
- ライバルセラーが避けがちな商品を狙う
上記の点を意識すればAmazonせどりで稼ぐことができるでしょう。
FBAを利用する際は事前に料金シミュレーターで利益を計算しておく
FBAを利用する際は、事前に料金シミュレーターを使って利益を細かく計算しておくことをおすすめします。
手動で計算をしている方もいますが、ツールを使うことで、作業の効率化と時間短縮を図ることができます。
利益計算ツールは、Keepaやプライスターがおすすめです。
細かい計算を怠らないことがAmazonせどりで儲けるためのポイントとなるでしょう。
カートボックスを獲得するために全力を尽くす
Amazonせどりで儲けるためには、カートボックスを獲得するために全力を尽くしましょう。
Amazon本体での販売がありカートボックスがすでに独占されている商品は、そもそも仕入れをしない方が賢明です。
Amazonに在庫がなくライバルが少ない商品を見つけておくと、カートを獲得できる可能性が高まります。
ニッチな商品を仕入れることも重要ですが、よく売られている商品を販売する際は、ライバルを意識した価格設定を心がけましょう。
ツールを使って自動価格設定を行うこともおすすめです。
単純作業はできる限り外注する
Amazonせどりで儲けるために、単純作業はできる限り外注する意識をもちましょう。
仕入れた商品をセット販売するときの梱包作業や、商品が売れたときの発送作業は思い切って外注に頼むのも1つの方法でしょう。
外注先におすすめなところは、就労支援の施設やクラウドソーシングでの募集です。
商品1点につきいくらと設定して交渉すると引き受けてくれるところも多く、最初の営業活動や梱包方法を指導する手間はありますが、使い始めると自分の時間を確保することができます。
売れやすい商品を扱う
Amazonせどりで儲けるためには、売れやすい商品を扱うようにしましょう。
前述したように、そもそも売れにくい商品を取り扱ってしまうと、どんなに頑張っても売れません。
具体的には、下記のような商品ジャンルはAmazonで売れやすい傾向にあります。
- 家電
- スマホ/PCの周辺機器
- 資格本・特定の分野の専門書
- ゲーム
また、季節にあった商品や、根強いコアファンがいる商品ジャンルなどは比較的儲けやすいです。
事前にkeepaなどのツールで過去の販売データを確認し、良さそうであれば実際に仕入れて販売してみましょう。
あわせて読みたい↓
『せどりで売れる商品ジャンル10選!高く売れるか見極めるコツや売る際の注意点を解説』
ライバルセラーが避けがちな商品を狙う
ライバルセラーが避ける商品をあえて狙うことで、Amazonせどりで儲けやすくなります。
例えば、特定の地域でしか手に入らないものや、会員のみしか手に入らないものなど、仕入れにコストがかかる商品は多くのセラーが避けがちです。
また、外注を踏まえた仕組みを利用すれば、梱包の手間がかかる細かい商品やセット商品を低コストで仕入れることも可能です。
他のセラーが売りにくいと思う商品はライバルも少ないため、利益を出すチャンスになるでしょう。
Amazonせどりで儲かりやすい商品の探し方
Amazonせどりで儲かりやすい商品の探し方を解説します。
- Amazonの売れ筋ランキングを確認する
- 類似ECサイトの売れ筋ランキングを確認する
上記の2点をリサーチをするだけでも、利益商品を見つけることができます。
それでは詳しく見ていきましょう。
Amazonの売れ筋ランキングを確認する
Amazonせどりで儲かりやすい商品の探し方の1つ目は、Amazonの売れ筋ランキングをチェックすることです。
売れ筋ランキングでは、各カテゴリーごとにどの商品が人気なのかがわかります。
上位にランクインしている商品の特徴を分析すれば、儲かる可能性の高い商品を予想することができます。
ランキング上位にランクインしている競合が少ない商品を見つけられると、比較的容易に利益を出すことができるかもしれません。
類似ECサイトの売れ筋ランキングを確認する
Amazonせどりで利益を出すための1つの戦略として、類似ECサイトの売れ筋ランキングを確認する方法があります。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで人気のある商品を調査し、その情報をAmazonでの商品選定に活用してみてください。
他サイトの売れ筋商品がAmazonでは十分に取り扱われていない場合、競合が少ない中で高い利益を得られる可能性があります。
Amazonだけでなく複数のECサイトを分析することで、ユーザーの需要を幅広く把握して、儲かりやすい商品を見極められるようになりましょう。
せどりで儲けるならAmazonにこだわる必要はない
せどりで儲けることが目的なら、Amazonにこだわる必要はありません。
販売先はAmazon以外にも多くあり、買取屋に買取を依頼することができるものやメルカリなどのフリマサイトを活用することも方法の1つです。
フリマサイトでは手数料が10%程度のものが多いため、Amazonの在庫管理の手数料や発送料金と比較するとフリマの方が利益が出る場合もあります。
Amazonよりも手数料が低いECモールを検討しても良いでしょう。
また、家電やゲーム機を取り扱う買取屋に買取を依頼すると比較的入金も早く、キャッシュフローも安定します。
商品ごとに使い分けるのもおすすめです。
Amazonせどり儲からない まとめ
本記事ではAmazonせどりで儲からない理由について解説しました。
Amazonせどりでは、利益計算が不十分だったり、売れにくい商品を扱ったりしていると販売に苦労してしまうかもしれません。
事前に利益計算を入念に行うことはもちろん、Amazonや他ECサイトの売れ筋ランキングをチェックして、儲けられるよう取り組んでみてください。
ただし、せどりの目的はあくまでも「儲ける」ことであるため、Amazonせどりでどうしても儲けられない場合は別のプラットフォームに移動してみるのもありです。
とくに、「メルカリ×アパレル」のようなジャンルは初心者でも利益を出しやすいため、自分にあったやり方でせどりをしてみてください。
あわせて読みたい↓
『アパレルせどり完全ガイド!初心者でも儲けるコツや失敗しないための注意点を解説』