「せどりって本業にできるのかな?」
そんな悩みを抱えていませんか?
実際にせどりを本業にしている人を見ると、どうやって本業にしているのだろうと疑問に思いますよね。
本記事では実際にせどりを本業にしている人の事例や注意点を解説していきます。
これを読んで、せどりを本業にするためにさらにレベルアップしましょう。
目次
せどりは本業にできる?
結論、せどりを本業にすることはできます。
せどりを本業にすると、自分のスケジュールを自由に調整できるようになります。
決められた時間に出勤する必要がなく、やるべき作業や時間も自分で決められるため、自己管理がしやすいでしょう。
自由な環境でのびのびとした気持ちでせどりに打ち込むことが可能です。
さらに、サラリーマンとは異なり、せどりを本業にすることで収入に上限がなくなります。
稼いだ分だけ収入を増やすことができ、年齢や役職に関わらず、せどりで得た利益だけが収入になります。
損をするのも自己責任ではありますが、思い切って挑戦的な行動ができるのも本業ならではの魅力でしょう。
せどりを本業にできる基準・タイミング
せどりを本業にできる基準やタイミングは以下の3つが考えられます。
- 月40万円〜50万円以上の利益が3ヶ月以上続いていること
- 半年間分の生活費を貯蓄できていること
- 仕入れ先や販売チャネルを複数利用してリスク分散できていること
これらのタイミングを見て、自分自身がせどりを本業にできるのかチェックしてみましょう。
月40万円〜50万円以上の利益が3ヶ月以上続いていること
せどりを本業にする基準・タイミングの1つ目は、せどりで月収40~50万円以上の利益を3ヶ月以上稼げていることです。
月収40~50万円はかなりの額だと思いますが、会社を辞めるためには、このくらいの額は最低でもほしいところです。
また、会社を辞めると税金や保険料、年金を自己負担する必要があることも忘れてはいけません。
半年間分の生活費を貯蓄できていること
せどりを本業にする基準・タイミングの2つ目は、半年間分の生活費を貯蓄できていることです。
最低限でも半年分の生活費を用意できていないのであれば、会社を辞めるのはおすすめできません。
せどりを本業にする際、特定の時期にある程度の利益を出せていたとしても、急に利益が得られなくなる可能性もあります。
急に収入が途絶えた場合、貯蓄が用意されていないと窮地に立たされるでしょう。
万が一の収益途絶を乗り越えられるだけの貯蓄を確保しておくことが非常に大切です。
仕入れ先や販売チャネルを複数利用してリスク分散できていること
せどりを本業にするための基準・タイミング3つ目は、仕入れ先や販売チャネルを複数利用してリスク分散できているかどうかです。
せどりでは、商品の仕入れ先や販売チャネルがビジネスの成否に直結するため、一つの仕入れ先や販売チャネルにリスクを集中させることは避けるべきでしょう。
複数の仕入れ先を持つことで、商品の入手先にトラブルが生じた際にも他のルートから商品を調達することができ、ビジネスの継続性を確保することができます。
仕入れ先や販売チャネルを複数持つことは、せどりを本業にする上でのリスクヘッジとして非常に重要です。
実際にせどりを本業にして生活している人の体験談
中々周りにせどりを本業にしている人がいないとどれくらい稼げるのかわからないのではないでしょうか。
ここでは、せどりを本業にしている人の体験談を紹介しながら、どれくらい稼いでいるのかについても解説していきます。
- 電脳アパレルせどりを本業にして月利100万円を稼いで生活している人の事例
- 電脳アパレルせどりを本業にして月利451万円を稼いで生活している人の事例
実際に稼いでいる事例をチェックして、自分がせどりを本業にする場合のイメージしてみましょう。
電脳アパレルせどりを本業にして月利100万円を稼いで生活している人の事例
この方はもともと、副業として家具や家電せどりを行われており、当時は月利15~20万円ほどを稼いでいました。
しかし、在庫管理コストが高いことに悩んでおり、アパレル・ブランド商品にジャンルを変更することにされたそうです。
全く異なるジャンルだったこともあり、アパレル・ブランドジャンルを専門とする「PMカレッジ」というコンサルを受講することに。
コンサル受講後、なんと月利100万円を達成されました。
現在は本業としてせどりを行われており、業界内でもトップレベルのせどらーとして活躍されています。
電脳アパレルせどりを本業にして月利451万円を稼いで生活している人の事例
現在電脳せどりのコンサルを行っているきっくす氏は、最高月利451万円の実績をもつ、アパレル・ブランドせどりのトッププレイヤーです。
現在では成功されているきっくす氏ですが、以前はブログや古着転売に挑戦して無収入だった時期も経験しました。
コンサルをきっかけに収益化に成功し本業に転向することができ、現在ではアパレル・ブランド電脳仕入れPMカレッジを運営しながら、古物ネットオークションの開発に取り組んでいます。
せどりを本業にして規模を拡大するためのコツ
ここからはせどりを本業にして規模を拡大するためのコツについて解説していきます。
- 向こう一年間の事業ロードマップを作成して見通しを明確にしておく
- 成功した理由・失敗した理由を言語化してPDCAを回す
- 作業の一部を外注化する
1つずつみていきましょう。
向こう一年間の事業ロードマップを作成して見通しを明確にしておく
事業ロードマップを作成して見通しを明確にしておくことは、せどりを本業にするための重要な要素です。
まず、事業ロードマップを作成する際には、現在の状況を正確に把握し、目標とする規模や売上目標を設定することが不可欠になるでしょう。
次に、戦略を練る上での情報収集が大切です。
市場のトレンドや競合他社の動向を分析したり、自社の強み弱みを把握したりすることで、収支の見通しが立てやすくなります。
目標なく行動しては失敗しやすいため、見通しを明確にしておくことは、事業の成功に不可欠です。
成功した理由・失敗した理由を言語化してPDCAを回す
せどりを本業にして規模を拡大するためには、成功した理由と失敗した理由を明確に言語化することが重要です。
仕入れ商品が完売するなど成功した場合、その商品が売れた理由や傾向を分析することで、再現性を高めることができます。
逆に売れ残りなど失敗した場合は、「なぜ売れなかったのか」「どうすれば良かったのか」を考え、次へつなげる必要があります。
成功した理由・失敗した理由を言語化する際は、次の観点から分析してみましょう。
- 市場動向や需要の把握
- 商品の選定
- 価格設定の適正性
- 効率的な仕入れ先の確保
これらを的確に分析し、PDCAサイクルを回すことで、改善点を見つけて次のステップに繋げることができるでしょう。
作業の一部を外注化する
せどりを本業にするためには、作業の一部を外注化することも有効です。
たとえば、商品の仕入れや梱包作業などのような機械的にできる作業は、外部のパートナーや業者に委託することで、自身は売上拡大や新規市場の開拓に注力できるようになります。
ただし、外注化する際には信頼性やコスト、納期などを慎重に考慮することが大切です。
せどりを本業にする際の注意点
ここではせどりを本業にする際の注意点について解説していきます。
- 年間所得が20万円を超えると確定申告が必要になる
- 古物を販売するには古物商許可の取得が必須
- 再就職しようと思っても簡単にはできない可能性がある
1ずつみていきましょう。
年間所得が20万円を超えると確定申告が必要になる
せどりを本業にする場合、毎月の収入や支出をきちんと管理することが不可欠です。
とくに、年間所得が20万円を超えると、確定申告の義務が生じます。
確定申告は、自らの収入や支出を税務署に提出することで、適切な税金を納めるための手続きです。
確定申告を怠ると、税務署からの指導や罰則が課せられる可能性があります。
また、せどりの本業化に伴い、経費や控除についても正確に把握しておくことが大切です。
経費を適切に計上することで、所得を抑えることができ、納税額を最適化することが可能となります。
古物を販売するには古物商許可の取得が必須
せどりを本業にするには古物商許可の取得が必須です。
古物商許可は、中古の商品を取り扱う際に必要な免許であり、基本的にはせどりを行う人は漏れなく全員取得しておく必要があります。
この免許を取得せずにせどりをしてしまうと違法となってしまうため、注意してください。
まだ取得していない方は、今すぐお住まいの地域の警察署へ申請をしに行きましょう。
あわせて読みたい↓
『せどりをやるのに古物商許可は必要?取得しない場合のリスクや取得手順をわかりやすく解説』
再就職しようと思っても簡単にはできない可能性がある
せどりを本業にしても、絶対に成功できるとは言えません。
思ったほど収入が伸びない場合、せどりを諦めて他の職種を探さなければならなくなる可能性もあります。
ただし、一度独立した方は再就職が比較的難しくなりやすいです。
採用担当者から「独立経験者はすぐに辞めるのではないか」と思われやすくなるためです。
そのため、会社を辞めてせどり1本で食べていくのであれば、相応の覚悟をもつ必要があるでしょう。
本業にできるか不安ならプロのせどらーにアドバイスをもらうのが一番
本業にできるか不安であれば、プロのせどらーにアドバイスをもらうのが一番です。
せどりは、昨今の副業ブームを受けて、多くの人々が取り組んでいる仕事の一つになっています。
しかし、未経験者や初心者にとっては、始め方や成功への秘訣がわからず、不安を感じることもあるでしょう。
プロのせどらーは、市場の最新の動向やトレンドを把握し、効率的なせどりのノウハウを知っています。
その豊富な知識や経験を共有してもらうことで、より確実にせどりでの成功を目指せるでしょう。
あわせて読みたい↓
『せどりコンサルは受ける意味ある?相場や体験談・信頼できるコンサルタントを見極める方法を解説』
せどり × 本業に関するよくある質問
ここではせどり×本業に関するよくある質問について紹介していきます。
せどり×本業に関するよくある質問は以下のとおりです。
- せどりで確定申告をしなくてもバレない?
- メルカリ物販で得た利益も確定申告は必要?
- せどりで帳簿はつけたほうがいい?
1つずつみていきましょう。
せどりで確定申告をしなくてもバレない?
せどりで確定申告をしないと、バレます。
確定申告は法律で義務付けられている行為です。
せどりで得た利益も含め、副業収入が年間20万円以上ある場合は確定申告が必要です。
確定申告を怠ると、税務署の調査によって発覚し、追徴課税や罰則の対象となる可能性があります。
バレないかどうかではなく、法律を守り、適切な納税を行うことが社会的責任として求められる行動です。
メルカリ物販で得た利益も確定申告は必要?
副業としてメルカリ物販をしている場合、年間の利益が20万円以上であればその収入を確実に申告する必要があります。
また、本業でメルカリ物販をしている場合、年間48万円以上の利益を超えると、事業所得として確定申告が必要です。
せどりで帳簿はつけたほうがいい?
せどりで帳簿はつけたほうがいいです。
理由は主に以下の3点です。
- 確定申告の際に必要となるため
- 収支の把握や経営判断に役立つため
- 税務調査への対応に備えるため
とくに、売上・仕入れ・経費の記録は必須です。
エクセルやアプリを使って、日々の取引を丁寧に記録しましょう。
帳簿をつけることで、ビジネスの健全性を保ち、長期的な成功につながります。
せどり 本業 まとめ
本記事では、せどりは本業にできるのかについて解説してきました。
結論、せどりを本業にすることは可能であり、実際に多くの人が本業として活動されています。
せどりを本業にする基準やタイミングは、自身の収入や生活費を安定させるために必要な貯金や収益計画を立てることが重要です。
成功するためには、情報収集や努力、そして柔軟な対応が求められます。
せどりを本業にする決断は慎重に検討すべきであり、自身の能力や環境を考慮した上で着実に進んでいくことが大切です。