中古品をセカストで仕入れて本当に儲かるの?と思うことはありませんか?
セカストせどりは儲からないという情報を見つけてしまい不安に感じることはありませんか?
この記事ではセカストせどりが儲からない?という疑問を解説していきます。
さらに、セカスト仕入れを行う際に注意する点や利益を出すコツを紹介していきます。
これを読んでセカストせどりのコツをつかみ、中古せどりで回転率の良い高利益率の商品にを仕入れていきましょう!
目次
セカストせどりとは
セカストせどりとは、中古品をセカンドストリートという店舗で商品を仕入れる手法のことです。
セカンドストリートは日本全国843店舗あり、中古品の仕入れに適しています。
とくに古着やブランドものの取り扱いが多いです。
店舗ごとに値付けの基準が違うこともあり、相場より安く値付けされている商品が多い店舗は、お宝を見つけやすい店舗と言えるでしょう。
セカストせどりは儲からないと言われる理由
セカストせどりが儲からないといわれる理由について解説していきます。
セカストせどりは儲からないと言われるおもな理由は、以下の4つです。
- 価格差の大きい商品が少なくなってきているから
- 仕入れに時間がかかるから
- 継続的な仕入れが難しいから
- ライバルが多いから
それぞれ詳しくみていきましょう。
価格差の大きい商品が少なくなってきているから
セカストせどりが儲からないと言われる理由は、価格差の大きい商品が少なくなってきているからです。
相場より安い商品を見つけて利益を出すためには、安い価格設定をしている店舗を見つける必要があります。
ところが、昨今セカストでは転売対策が進んでいるため、以前のように価格差の大きい商品が少なくなってきてしまったのです。
全く儲からないというわけではありませんが、利益商品を探す難易度は以前よりも高くなっているといえます。
仕入れに時間がかかるから
セカストせどりが儲からないと言われる理由の一つに、仕入れに時間がかかることもあげられます。
セカストのメリットは商品数が多いことです。
一方で、商品数が多いということは、それだけリサーチに時間がかかります。
そのため、あらかじめ予習をして効率的にリサーチできるよう対策しておくことが大切です。
具体的には以下の要素をあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
- 大手のメーカーやブランドの知識を入れておく
- 販売先(メルカリなど)の相場をすぐ確認できる状態にしておく
継続的な仕入れが難しいから
セカストせどりが儲からないと言われる理由は、継続的な仕入れが難しいからです。
中古品は一期一会といわれるように、縦積みすることが難しい商品でしょう。
同じものを複数買うことが難しく、利益率が良いものを見つけたとしても一点ものが多いのが現実です。
そのため、前回見つけた利益商品をまた買いに行く、ということができずに毎回店舗で一つ一つリサーチを行う必要があります。
時給換算するとコスパが悪いと感じてしまうかもしれません。
そのためセカストせどりを行う時は、どの部分をリサーチするのかあらかじめ絞っておくことをおすすめします。
ライバルが多いから
セカストせどりが儲からない理由は、中古せどりをするライバルが多いことです。
ただでさえ中古品は一点もの多く、継続的に同じ商品で利益を上げるのは難しいのに、同じ店舗にせどりライバルが多いと仕入れがさらに困難になります。
朝一番にセカストの店舗に行かなければ利益商品をライバルに買い占められるという経験もあるかもしれません。
利益商品をリサーチする隣で自分と同じようにリサーチをしている人も少なくありません。
セカストせどりで利益を出すためのコツ
ここからは、セカストせどりで利益を出すためのコツを8つ紹介します。
- アパレルせどりに強いプロのせどらーにアドバイスをもらう
- 利益商品が見つかりやすいコーナーを狙う
- 値付け日の新しい商品をリサーチ
- なるべく定価が高い商品をリサーチする
- セールやクーポンを有効活用する
- ポイントを貯める
- セカストのオンライン店舗を利用する
- 付属品が揃っている商品を狙う
一つずつ詳しく見ていきましょう。
アパレルせどりに強いプロのせどらーにアドバイスをもらう
セカストせどりで利益を出すためのコツは、アパレルせどりに強いプロのせどらーにアドバイスをもらうことです。
セカンドストリートで取り扱う商品のほとんどがアパレルのため、必然的にアパレルの仕入れに比重が増えていくでしょう。
特に、アパレルはトレンドや流行を知っておかなければ利益を出せる商品を仕入れることが難しいジャンルです。
知識なく仕入れをしていると、売れない在庫を抱える危険性も高くなるため、アパレルに強いプロのせどらーにアドバイスをもらうことが成功への近道となります。
利益商品が見つかりやすいコーナーを狙う
セカストせどりで利益を出すためのコツは利益商品が見つかりやすいコーナーを狙うことです。
セカストせどりを最初に始めたときは、どこのコーナーを見ていけば良いかがわからずやみくもにリサーチをしてしまいがちです。
この手法でリサーチをしていると時間がいくらあっても足りません。
そのため、特定のメーカーやブランドに目星をつけておいたり、ワゴン商品の重点的に探したりして、効率的に利益商品を見つけていきましょう。
値付け日の新しい商品をリサーチ
セカストせどりで利益を出すコツは、値付け日の新しい商品をリサーチすることです。
値付け日の新しいものは、市場で最近出回った商品のことが多いからです。
流行に乗った商品をいち早く安く手に入れることができれば、高値で売れる可能性が高まります。
そのためには、常に世間の流行やトレンドにアンテナを張っておくことも重要です。
なるべく定価が高い商品をリサーチする
セカストせどりで利益を出すコツは、なるべく定価が高い商品をリサーチすることです。
たとえ利益率が高かったとしても、そもそも定価が低ければ大した利益額にはなりません。
定価の低い商品も数をこなせば大きな利益を生むことができますが、非常に大変です。
そのため、なるべく定価の高い商品に狙いを定めて、効率よく利益をとっていくことが重要となります。
セールやクーポンを有効活用する
セカストせどりで利益を出すコツは、セカストが開催するセールや発行するクーポンを利用することです。
リサイクルショップは定期的に買取アップやセールを開催しています。
セールなどの情報を得たらすぐにセカンドストリートに行き、普段目を付けていた商品を回収していきましょう。
通常ならあまり利益が取れない商品でも、セールやクーポンを駆使すると利益率が上がります。
20%セールや30%セールなど割引率の高いときはぜひセカストをチェックしてみてください。
ポイントを貯める
セカストせどりで利益を出すコツは、セカストのポイントを貯めることです。
セカストでは100円購入につき1ポイントずつPontaポイントを貯めることができます。
ポイントを貯めて仕入れに使ったり、日常生活に還元することも利益を出すためのコツです。
店舗とオンラインのどちらでもポイントは利用できるため、貯めたポイントをオンラインストアで消費して新しい商品を仕入れることもできるでしょう。
ポイントを有効に利用すれば、仕入れ価格をおさえることにもつながります。
セカストのオンライン店舗を利用する
セカストせどりで利益を出すコツは、オンライン店舗(電脳仕入れ)を利用することです。
セカンドストリートの商品は、オンラインと店舗と同時出品をしていることもあります。
オンラインでリサーチをして店舗に取り置きや取り寄せをすることも可能です。
店舗に行くのは遠くてもオンラインでなら仕入れられたり、オンラインで見つけた遠方の店舗の商品も仕入られるのがセカストせどりのメリットでしょう。
また、セカストのオンライン店舗では、以下のように非常に高い利益率が見込める商品を仕入れることもできるため、非常にコスパが良いといえます。
【商品Aの事例】
仕入れ値:26290円
販売額:49500円
利益額:17410円
【商品Bの事例】
仕入れ値:15290円
販売額:30000円
利益額:10660円
【商品Cの事例】
付属品が揃っている商品を狙う
セカストせどりで利益を出すコツは、付属品が揃っている商品を狙うことです。
例えば、ゲーム機を仕入れる際に充電コードやコントローラーがかけていた経験はありませんか?
付属品がない分、安くなっていることもあるので巣が販売する際は付属品が全部そろっているものの方が高い価格で販売することができます。
逆に、付属品がかけている場合は同じくセカストに売っていないかのリサーチもしてみましょう。
フリマなどで欠品しているものを仕入れることもおすすめです。
セカストで狙い目の商品ジャンル
セカストで狙い目の商品ジャンルを紹介します。
セカストで取扱いの多い商品は、
- 家電
- PC周辺機器
- 記録メディア
- フィギュアなどの玩具
- 洗剤や柔軟剤などの日用品
上記のものを中心にせどりを行うと利益を出しやすいです。
需要も高く、回転率も良い商品となることが利益を上げやすい理由です。
リサイクルショップにも洗剤や柔軟剤は新品で売っています。
ぜひ良い商品を見つけて仕入れに行ってみてください。
セカストせどりが違法となる場合はある?
セカストせどりで違法になる場合を解説していきます。
せどりを行う際に古物商許可を持たずに仕入れ、販売を行う場合は違法となることがありますが、セカストで仕入れを行うこと自体は違法ではありません。
あわせて読みたい↓
『せどりをやるのに古物商許可は必要?取得しない場合のリスクや取得手順をわかりやすく解説』
人に迷惑をかけるような買い占めを行ったり、店員さんに無理を言ったりすることがなければ、仕入れることに不安を感じる必要はないでしょう。
せどりを始めるときには、古物商許可を取得することをおすすめします。
あわせて読みたい↓
『せどりは違法?犯罪となるパターンや禁止事項・過去の違法事例を紹介』
セカストせどりを行う際の注意点
セカストせどりを行う際の注意点について解説していきます。
- 仕入れやリペアにかかるコストを踏まえて利益計算をしておく
- 仕入れに時間をかけすぎない
- 同じ商品が大量に置かれている場合はスルーする
- 他のお客さんに迷惑をかけないようにする
セカストせどりは、主に中古品と仕入れるため、仕入れた商品が破損していたり汚れていることがあるでしょう。
リペアを含め仕入れや販売までに時間が掛かることや、リスクの高い商品について上記のことを踏まえながらさらに詳しく解説していきます。
仕入れやリペアにかかるコストを踏まえて利益計算をしておく
セカストでの仕入れは中古品がメインとなるため、ちょっとした破損や汚れがあることが多いことを覚えておきましょう。
壊れていたら補修する、汚れていたらクリーニングを行うことで販売価格を上げることが可能です。
そのために使う時間も、自分の労働時間だという認識を持っておかなければ労力のわりに稼げていないという事態に陥ります。
また、リペアに時間がかかるとリサーチに十分時間が取れず、販売機会を失うことにもなりかねません。
仕入れに時間をかけすぎない
セカンドストリートはほとんどの店舗が大型店舗であるため、仕入れに時間がかかります。
- 入店から退店までどれくらいで回るかを決めておく
- どの商品ジャンルに強い店舗か特色を理解しておく
- 回るジャンル、商品をあらかじめ決めておく
上記を意識して店舗を回ると効率よく仕入れを行うことができるでしょう。
同じ商品が大量に置かれている場合はスルーする
セカストで大量に置かれている商品は、小売店が売り切れずにリサイクルショップに持ち込んだケースが考えられます。
そのような商品は、市場の需要が低く、仕入れて販売してもなかなか売れず回転率が悪くなるでしょう。
回転率のできるだけ早いものを仕入れて販売することを意識し、たとえ多少でも見込み利益があっても大量に置かれている商品はスルーしておくことをお勧めします。
他のお客さんに迷惑をかけないようにする
セカストで問題となっているのは、せどらーの仕入れの態度が悪いことです。
他のお客さんに迷惑をかけないようにすることは基本中の基本でしょう。
横柄な態度だったり、店員に無理を言うような仕入れ方法では今後事業として拡大することは難しいでしょう。
周りのお客さんや店員さんなど店舗側が迷惑だと感じる行動は慎むことが大事です。
セカストせどり まとめ
本記事ではセカストせどりについて解説していきました。
セカストせどりで利益が出る商品を仕入れるためには、市場の需要を把握し、トレンドや流行の情報を常日頃から意識することが重要です。
需要にあった商品を販売することで回転率を上げ、在庫を抱えることもなく利益を上げていくことができるでしょう。
ただ、中古品を取り扱う際には古物商許可の取得が必須であることを忘れないようにしてください。
今回紹介した注意点に気を付ければセカストせどりで利益が出る商品を見つけ、今以上にせどりの売上を上げることができるでしょう。