「せどりで必要なものは?何を準備すべき?」
せどりを始めようと意気込んだものの、なにをすればいいのかや準備するものがわからないと思ったことはありませんか?
そこでこの記事ではせどりで必要なものについて解説していきます。
さらに、意外といらない不要なものも紹介します。
この記事を読んで、せどりに必要な準備をしっかり整えてせどりを始めていきましょう!
せどりで準備しておくべき絶対に必要なもの10選
さっそく、せどりを始める際に必要なものを紹介していきます。
- 商品の仕入れ費用
- パソコン
- 銀行口座
- クレジットカード
- プリンター
- 梱包材
- ラベルシール
- 仕入れ・販売プラットフォームのアカウント
- 古物商許可
- 各種ツール
主に上記のものを準備すれば今すぐにでもせどりをはじめることができます。
1つずつ詳しく解説していきます。
商品の仕入れ費用
まず、せどりで準備しておくべき絶対に必要なものは、商品の仕入れ費用です。
小規模から始める場合、10万円程度でも十分スタートできます。
この程度の金額であれば、書籍や小物雑貨など、比較的安価で利益の取りやすい商品を20~30点ほど仕入れることができるでしょう。
より本格的に取り組む場合は、30万円の初期仕入れ資金があると良いでしょう。
この金額があれば、家電製品や人気ブランド品など、単価の高い商品も扱えるようになり、より大きな利益を狙うことができます。
はじめは少額からスタートし、利益を再投資しながら徐々に規模を拡大していくのが賢明なやり方です。
パソコン
スマホでもせどりを行うことは可能ですが、仕入れ商品のリサーチや分析をする方はパソコンがあると便利です。
スマホでもリサーチや分析はできますが、パソコンの方がより本格的な作業ができるようになります。
出品のための納品書や発送伝票を印刷することもあるため、パソコンで作業の効率化をすることをおすすめします。
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『電脳せどりにおすすめのパソコン8選!選び方やおすすめ周辺機器も紹介』
銀行口座
せどりで準備しておくべき絶対に必要なものは銀行口座です。
仕入れたものを販売した売上を振り込んでもらうのに必要です。
また、今後事業拡大のために融資を受けることを検討する際にも銀行口座は必須です。
せどり専用の銀行口座を作っておくとお金の動きも目に見えて分かり、事務手続きについてもスムーズに行えます。
注意したいのは、銀行口座の使用目的を事業用とすると開設に手間取ることがあるため、事業用で口座を開設したい方は、法人化するのがおすすめです。
クレジットカード
せどりをする際、クレジットカードも用意しておいた方がいいでしょう。
十分な手持ちの現金があれば現金で仕入れを行えますが、あまり資産がない方はクレジットカードがおすすめです。
回転率の良い商品を中心に仕入れて、クレジットカードの支払いが来るまでに売り切ることを目標にしましょう。
利益分が次第に増え、現金が増えていく感覚がつかめます。
ただし、支払いのためのある程度の現金は必要です。
クレジットカードの支払いに間に合わなくなるとカードが停止されてしまうため、慎重に行うようにしましょう。
プリンター
せどりをする際は、プリンターも用意しておくと便利です。
プリンターは、商品を発送する際の伝票・納品書の印刷の際に必要となります。
コンビニのプリントサービスを使うこともできますが、発送の度にコンビニにいくのは手間となるため、効率的に作業したい方は自分のプリンターがあると便利でしょう。
梱包材
せどりをする際は、梱包材も用意しておきましょう。
下記のものがあればどの商品を販売しても対応できます。
- エアークッション
- 段ボール(60・80・100・120・140サイズ程度)
- ネコポス段ボール
- 宅急便コンパクト専用箱
- クリックポスト用段ボール
- 茶封筒
- ビニール製の封筒
- PPバンド
- ガムテープ
大型商品を発送する際にPPバンドを使うことがありますが、大型商品をあまり販売しない方は、宅配業者においているフリーで使える梱包材を使ってもいいでしょう。
ラベルシール
せどりをする際は、ラベルシールも用意しておくといいかもしれません。
Amazonを販売先にする場合はラベルシールを使用します。
Amazonでは、大口出品者としてAmazonの倉庫に在庫を保管しておけるため、自宅に在庫を持ちません。
その際に既存のバーコードを隠し、SKUラベルというAmazon独自のバーコードシールを貼ります。
SKUラベルの印刷に必要なのがラベルシールです。
ラベルシールは文房具を扱うお店やネットでも買えるので事前に準備しておくといいでしょう。
仕入れ・販売プラットフォームのアカウント
せどりを始める際には、仕入れ・販売プラットフォームのアカウントを用意する必要があります。
主な仕入れ・販売プラットフォームは下記のとおりです。
上記のうち卸とメーカー以外は仕入れにも販売にも使用できるため、アカウントの開設をしておくといいでしょう。
仕入れるものによっては、各ショップ専門のECサイトのアカウントも用意しましょう。
また、プラットフォームによっては専用アカウントの開設にお金がかかる場合もあるため、比較検討して自分にあったプラットフォームを選ぶことが大切です。
古物商許可
せどりを始める際、古物商許可の取得はマストです。
古物商許可とは、中古品(古物)を販売する人が必ず持っていなければならない国の免許です。
卸・メーカー以外で仕入れを行う場合は全て古物・新古品として扱われるため、古物商許可が必須です。
古物商許可の取得は個人でも難しくなく、お住まいの管轄警察署で申請・認可がおりれば取れるため、これからせどりを始めようとしている方は必ず取得しておきましょう。
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『せどりをやるのに古物商許可は必要?取得しない場合のリスクや取得手順をわかりやすく解説』
各種ツール
せどりでは、各種ツールを使いこなすことで作業効率を格段に上げることができます。
有名なツールは下記のとおりです。
内容 | 費用 | |
Keepa | ・Amazon内の価格推移を見れる ・売上ランキングや売れ筋商品検索 | 月額3,000~5,000円 |
モノトレーサー | ・Keepaの有料版とほぼ同等の内容が無料で使える ・競合調査に使える | 無料 |
せどりすとプレミアム | ・店舗でバーコードを読み込める ・読み込んだ商品の売れ筋を確認できる | 初月11,000円翌月5,500円 |
プライスター | ・店舗せどりでバーコードを読み込める ・回転率をグラフで表示 | 月額5.280円 |
上記以外にも使いやすいアプリやクローム拡張機能があるため、自分にあったツールを見つけておきましょう。
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『せどり・転売アプリおすすめ24選!作業効率が爆上がりする無料ツールを紹介』
せどりで準備しておくと便利な必要なもの16選
ここからは、必ず準備しなくてはいけないわけではないが、準備しておくと便利なものを紹介していきます。
- 商品写真の撮影機材
- デュアルモニター
- ゲーミングマウス
- 会計ソフト
- 出品ツール
- リペア用の道具
用意しなくてもせどりで稼ぐことはできますが、用意しておくとより効率よく稼げるようになるでしょう。
1つずつ詳しく解説していきます。
商品写真の撮影機材
せどりで準備しておくと便利な必要なものの一つ目は、商品写真の撮影機材です。
メルカリなどのフリマサイトに出品する際には写真が重要です。
購入者は、出品商品の1枚目の写真で詳細をクリックするか決めます。
そのため、適当に撮影して白抜きしただけの写真を使っているとクリックされることはありません。
よほどライバルがおらず、需要のある商品であれば写真のクオリティに関係なく売ることができますが、ほとんどの場合は写真がポイントとなります。
写真撮影に使える機材があると便利でしょう。
デュアルモニター
せどりで準備しておくと便利で必要なものの二つ目は、デュアルモニターです。
本格的にせどりに取り組むと、複数のサイトや分析ツールを開いたりと、たくさんのタブを同時に開いた状態で作業する場面が増えます。
そういった際に、デュアルモニターで画面を増やしておくと、作業効率が格段に上がります。
一つの画面でも作業自体はできますが、目が疲れてしまったり、知らぬ間にストレスが溜まっていたりとデメリットも多いため、本格的にせどりに取り組む際はぜひ用意してみてください。
ゲーミングマウス
せどりで準備しておくと便利で必要なものの三つ目は、ゲーミングマウスです。
精度が高く反応がよいマウスを使用すると作業が驚くほどはかどります。
ゲーミングマウスでは、タブの切り替えやタブの削除までマウス1つで行うことができるため、リサーチのスピードが格段に上がります。
しかし、ゲーミングマウスは決して安くはありません。
せどりを始めたばかりで資金が少ない状態でものばかりそろえても意味がないので、ある程度稼げるようになってからでも遅くはないでしょう。
会計ソフト
せどりで準備しておくと便利な必要なものの四つ目は、会計ソフトです。
確定申告直前に慌てることなく申告書を作成するためには、毎月の帳簿への記帳が重要となります。
エクセルなどで作っている方も多いですが、会計ソフトがあればより記帳の手間が省けます。
一般的には、下記のソフトを使っている方が多いです。
- 弥生会計ソフト
- マネーフォワード
せどりではリサーチ・販売・発送以外にも作業があり、売ることに集中するためにも会計ソフトの導入を検討することをおすすめします。
出品ツール
せどりで準備しておくと便利な必要なものの五つめは、出品ツールです。
代表的なツールはAmazonセラーセントラルとプライスターです。
ツール名 | 費用 |
Amazonセラーセントラル | 無料 |
プライスター | 5,280円 |
Amazonセラーセントラルは使用するのは無料で、出品、価格変更、発送作業が可能です。
プライスターも同じ機能がありますが、プライスターにはバーコード読み込み機能がついています。
店舗仕入れをメインとする場合は、プライスターを使うと店舗でスムーズにリサーチができ、状態が良ければそのまま出品することも可能です。
リペア用の道具
せどりで準備しておくと便利で必要なものの六つ目は、リペア用の道具です。
中古品を仕入れた場合、少し修理や補修を行うと美品として出品することができるため、ライバルも少なく稼ぐことができます。
リペア用の主な道具は下記のとおりです。
- シール剥がし
- 除菌シート
- サンドペーパー
- ドライヤー
- へら
- マスキングテープ
- エアブラシ
- クリーニング剤
上記のものを用意しておくと簡単なものはリペアすることができるでしょう。
意外とせどりで準備しなくていい不必要なもの5選
ここからは、意外とせどりで準備しなくていい不必要なものを紹介します。
- せどり用のSNSアカウント
- 高性能なゲーミングPC
- オフィス用の家具
- せどり専用の事務所
- 高額すぎる撮影機材
上記のものは、一見必要そうにみえるものの、これからせどりを始める方にとっては必ずしも必要とは言えません。
それでは詳しくみていきます。
せどり用のSNSアカウント
意外とせどりで準備しなくていい不必要なものの一つ目は、せどり用のSNSアカウントです。
たしかに、SNSにはせどりで成功している人々の情報が溢れていますが、これには落とし穴があります。
SNSでの情報収集は、いつの間にか目的化してしまい、実践が伴わないケースが多いのです。
また、玉石混交の情報の中から有用なものを見極めるのは、初心者には難しい課題です。
実は、せどりで最初に収益を上げるのに必要な情報はそれほど多くありません。
基本的な知識があれば、実践を通じて学ぶほうが効果的です。
まずはSNSに頼らず、一般的な情報を元にチャレンジしてみることをおすすめします。
高性能なゲーミングPC
意外とせどりで準備しなくていい不必要なものの二つ目は、高性能なゲーミングPCです。
せどりでパソコンを使う場合、極度なスピードや情報処理能力はそれほど必要ありません。
むしろ安くデュアルモニターをそろえる方が効率的にせどりができます。
そのため、必要以上の高性能なパソコンは用意しなくていいでしょう。
オフィス用の家具
意外とせどりで準備しなくていい不必要なものの三つ目は、オフィス用の家具です。
初心者が陥りがちな誤解として、本格的なオフィス環境が必要だと考えてしまうことがあります。
しかし、せどりの魅力の一つは、最小限の設備で始められることです。
高価なデスクや棚、専用の椅子などは、実際のところ必須ではありません。
初期段階でこれらに投資するよりも、商品の仕入れや必要最小限の道具に資金を回すほうが賢明です。
せどり専用の事務所
意外とせどりで準備しなくていい不必要なものの四つ目は、せどり用の事務所です。
専用の事務所を借りると、家賃や光熱費などの固定費が発生し、利益を圧迫してしまいます。
とくに初期は、商品の保管や梱包作業は自宅の一室や空きスペースで十分に対応できます。
せどりでの成功は、作業場所の立派さではなく、効率的な運営と的確な商品選びにかかっています。
まずは身近なスペースを有効活用し、規模が拡大してから事務所の必要性を検討するのが賢明です。
高額すぎる撮影機材
意外とせどりで準備しなくていい不必要なものは高額すぎる撮影機材です。
写真スタジオのような大きな撮影セットや高額な一眼レフカメラなどを準備する必要はありません。
最近はスマホの機能も充実しており、スマホで撮影しアプリで加工すると見栄えのよいクオリティの高い画像を作れます。
あえて高い撮影機材を用意せず、逆に外注に回して撮影や画像作成を専門家に任せるのも売上アップに繋がります。
せどりで準備すべき必要なもの まとめ
本記事ではせどりで必要なものについて解説してきました。
せどりには、絶対に準備するべきもの、あれば便利なもの、意外といらないものがあります。
無駄な経費を使うことなく必要なものを選択して準備を整えることが重要です。
実際にせどりで売上が上がるようになれば、写真や情報処理、事務処理などのツールや事務所を増やしていく方が賢明です。
これからせどりを始める方は、形だけ整えて経費を重ねるより、しっかりリサーチを行い売上を安定してあげることを目指してください。
今回解説したことを参考にし、効率的に稼げるせどりをしていきましょう!